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萩ヅカ(下)への応援コメント
美しく儚い萩の花。
幻想的な海の底。
それと対比するような…
醜い人の性と欲。
救われない【生】のもの悲しさが
ヒシヒシと伝わりました。
仄暗い光景や田舎の方言の使い方が凄いです。
さすが、朝吹さん…
ため息が出るような切なく美しい作品でした。
【返信の返信】
BLもGLも大丈夫ですよー
同性愛の背徳感は薄まりましたね、現世。
テレビで堂々とBLドラマやってる。笑
それよりも、
この作品は弱者へ向かう欲望の方が背徳的です。
汚されてもなお美しい。健気に咲き、散る。
作者からの返信
三寿木春さん
こんにちは。
BLものですけど、三寿木さんは大丈夫ですよね。あんまりBLを書いた気もしませんが(BLですらないかも…)
やっぱり男性×女性では出せない雰囲気になりますよね。書いている方はあんまり大差ないのですが、何故なんだろう。
方言は「何処の」ということもなく、自然にお話に合わせて出てきたのですが、そこに眼を留めて下さって嬉しいです。もし本当に「~地方」と限定した方言で書こうとすると、勉強しても、その土地に生きた人でないとやっぱり細部が違ってきてしまい、なかなか難しいことになるだろうと想っています。
寂しくなるような物語でしたが、読んで下さってありがとうございました。
編集済
萩ヅカ(下)への応援コメント
朝吹様
たとえ肉体は朽ち果てようと、魂は……乙彦の魂は、時を経て無事に海の國へ行くことができた。そして、美しい海の神、萩の君と共に幸せに永き時を過ごす。そう勝手に解釈しました。
揺魂の筆致。朝吹様の、幻想的で幽遠な耽美の世界。堪能させていただきました。何度も読みたくなる小説です。(実は〇描写のないBLが好きです。ヘタレなので)
また読みに来ます。
朝吹様のBL! 好きです。(また言った!)
読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
最後まで読んで下さってありがとうございました。
こんなBLですらないようなものでも好きだと云ってくれて嬉しいです。
はっきり「こうだ」という結論は出さぬように書きましたので、解釈はご自由になさって下さい。
ブロッコリー食べましたさんの想う結末は、もっとも倖せで、美しいものです。
邑人たちにとってはラブドールみたいなものだったんだろうな、と。
読んで下さってありがとうございました。
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萩ヅカ(中)への応援コメント
朝吹様
すっごく面白いです。
彗太くんが頼もしい。もしかしたら彼の容姿は萩の君に似ているのではないでしょうか。生まれ変わりかもしれないと想像します。
過去と現在が交錯する幻想的なこの世界観に、もっとゆっくり浸りたいです。PCから離れている時も、『萩ヅカ』のことをずっと想っています。
萩の君、乙彦、彗太、大和、恭平……みんな、どうなるのだろう、と。
作者からの返信
過去や幻想が交錯してくる作品なので、読む人を選ぶかな~と想うのですが、読み進めて下さってありがとうございます。
なんでしょうね、何だかわたしもこの作品がとても大切に想えてきました。
きっとブロッコリー食べましたさんが気に入って下さったからです。
彗太と萩の君と乙彦の関係も、ご想像にお任せします。どうとでも解釈のできる、そういう作品なので。
乙女役担当が誰なのか、それすらも分からないですよね。
萩ヅカ(下)への応援コメント
過去と未来が交差する、ある因習村とそこに囚われてしまった海のもの。彼らが海へ還りながら、乙彦はけっきょく陸に留まったのか。陸とは違う超越的な海の力を感じるお話でした。
作者からの返信
雨藤フラシさん
こんにちは。
どこからどこまでが現実~な感じのお話しでしたが、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。
雨藤さんの因習村企画参加作品「あなたが苦痛すらも褒めるから」は、ピュアな人が多いカクヨムでは心配になる感じでしたが、全然ダイジョウブみたいですね。長年の固定読者さんを抱えておられるようにお見受けするので、つまり、「同好の士」が多いということでしょうか笑
創作の中の残酷描写って書き甲斐があるんですよね~。
読んで下さってありがとうございました。
萩ヅカ(下)への応援コメント
美しい、美しいじゃないですか。
津波が来ないと海の國に戻れない、過去と現在が入り混じって……
乙彦は結局戻れなかったのか。
心に穴が開きますな。
企画にご参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
柴田 恭太朗さん
お世話になっております。ゆるく楽しみましょうの言葉に甘えて、単語のみで便乗参加させてもらいました。
自分自身の欠点(欠点というほどでもないけれど)として、毎回まとめ上げすぎるという点が気になっていたので、今回は「どういうこと……?」と謎を遺すような書き方を選びました。
なので、もやって下されば成功です。
つい最近、全て説明がつくのがいい作品の条件ではないと喚いていたこともあり、自分の自作で落とし前をつけたかたちです。
一番乗りで読んで下さってありがとうございました。
萩ヅカ(下)への応援コメント
思ったことをそのまま書きます。
物語を創作することは無い(極めて少ない)、純粋な読者の方々言う「救いのない物語」。その「救い」の意味するものってなんだろな、と。
作者が読者に「救い」を分かりやすく掲示しようと意図して置きにいった「救い」は、その意図が見えるほど物語全体を陳腐、ありきたり、平凡にしてしまうような気がしました。
あと、読後にため息がでましたよ。「はーぅ」と。
次作もため息尽吐くのを楽しみにしています。
作者からの返信
西野さん
救いのない物語とは、バッドエンドを指しますが、一番書くのが難しいのは実はハピエンではないかと想っています。
裏も表もない、ほのぼの~。これなら誰でも書けますし、カクヨムでも受けがいい。
そうではなく、作家がハピエンを書くのは難しい。
「救いがある物語」を引き立てるには、めでたしめでたしでは終わらない救いのなさの匙加減が必要であり、それは分かるように書いていなくてもいい。
そこへいくと、幾らあざとかろうが、人情節に振り切った浅田次郎はやはり巧いです(唐突)
男性の眼に触れるには如何なものかという一品でしたが、最後まで読み通して下さってありがとうございました。
あと御作「凧の糸」は今まで拝読した中では、西野文学の頂点です。