第2話 処刑されたくなかったので、廃太子と結婚しました。

 地下牢から出た葡萄月の中旬、化け物殿下と役立たずの偽物聖女の結婚式。

 つまり、元王太子のアロイジウス殿下と私の結婚式。

 ……うっ……アロイジウス殿下についてはいろいろ聞いていたけど、想像以上に気の毒……気の毒って言っていいのか……顔が半分隠れる黄金の仮面をつけていてもわかる……左半分が麗しいだけにむごい。

 噂通り化け物殿下……や、化け物じゃない。

 化け物っていう仇名はひどすぎる。

 キラキラ光るハニーブロンドが超綺麗だし、大女と馬鹿にされた私よりずっと背が高くて肩幅もあって、エスコートも優しい……杖を突いてやっとのことで歩いているような身体なのにアルベルト殿下みたいな自分勝手なエスコートじゃない。

 前の王妃様が生んだ第一王子って聞いたけど、根本的に優しい王子様?

 ……あ、目が合った。

 宝石みたいな水色の目が切なそうに細められた。

 ……ん、なんだろう……胸が苦しい。

 三年前、アロイジウス殿下は内乱を鎮めるために出征して、右半身に火傷を負って、生死の境を彷徨ったという。

 廃嫡されなかったら、生まれながらの王太子殿下として華々しいコースを歩んでいた人だ。

 聖女として召還されたのに、何もできなかった私とは違う。

 初めて会った日が結婚式。

 なんの言葉も交わさず、神殿長や神官に指示されるがまま動く新郎新婦。

 アロイジウス殿下が何を考えているのか、私にはまったくわからない。ただ、私との結婚は不本意だったと思う。アロイジウス殿下の側近たちの悲愴感が半端じゃない。剛健な護衛騎士たちは怖い。

 ごめんなさい。

 私も切羽詰まっていたの。

 アロイジウス殿下と結婚しなかったら、私は串刺し刑か火刑のバッドエンド。

 邪魔しないように静かに暮らすから我慢してください……あ、でも、また古い小屋に監禁されるのは困る。

 自由にさせてくれてくれたら、自分で食い扶持は稼ぐから。

 ……あ、馬鹿、考え事をしていたからドレスの裾を踏んだ。

……転ぶ。

 覚悟した瞬間、アロイジウス殿下に支えられた。不自由な身体なのに、杖と左足でバランスを取っている。

「……す、すみません」

 私が小声で謝ると、アロイジウス殿下は軽く頷いた。

 やっぱ、化け物なんかじゃない。

 正真正銘、本物の王子様だ。

 病床でも王者の風格があった国王陛下を思いだす。

 私なんかと結婚させてごめんなさい。

 たまに合コンに人数合わせで呼ばれても、私は地雷扱いで誰ともLINEの交換ができなかった。

 お母さんとお姉ちゃんが美人なだけに、知っている人は不思議がっていたっけ。

 私は心底でひたすら謝り倒した。

 もっとも、式は粛々と進む。

 神殿長の前、誓いのキスは唇ではなく額に。

 アルベルト殿下や王妃様、宰相、と錚々たる参列者からは、祝福ではなく嘲笑混じりの視線が浴びせられた。

「偽物聖女と化け物殿下、お似合いだ」

「化け物殿下にこんな使い道があったとは、生かしていた甲斐があったな。三年前の内乱討伐失敗はアロイジウス殿下のミスだ」

 三年前、北部で勃発した内乱で多くの人の運命が変わった模様。内乱討伐の総指揮者であったアロイジウス殿下にしろ、援軍を率いて出征した元第一騎士団長のヨハネスにしろ、王太子に立礼されたアルベルト殿下にしろ。

「アロイジウス殿下の援軍に駆りだされたヨハネスがとばっちりをうけた。気の毒に右腕を失って……」

 参列者は誰もが敗戦の将を批判し、援軍を指揮して内乱を制圧したヨハネスを称賛した。今もアルベルト殿下や王妃様にヨハネスは労われている。

「愚かな化け物殿下も殿下なら、偽物聖女も聖女」

「救国の聖女を召還したのに、なんの力もない醜女など……取扱いに困っておった。いくら偽物でも、こちらが召還した手前、無碍にはできぬ」

「それそれ、召還の際、本物の聖女をさしおいて偽物が出張ったのではありませぬか? 罪を償わせるべきだったと存じますが」

 優雅をモットーに生きている宮廷貴族たちが、相変わらず、好き勝手言ってくれる。令和のいじめも異世界の王国も変わらない。

 アルベルト殿下のドヤ顔がいつにも増してヤバい。……それ、どういう意味? アロイジウス殿下は異母兄だよね?

「兄上、結婚おめでとうございます」

 アルベルト殿下の祝福に新郎は無言で頷くのみ。

「リナ、恩情ぞ」

 アルベルト殿下に横柄な目で見下ろされ、私も挨拶代わりに頭を下げるだけ。

「リナ、不服か?」

「ありがとうございました」

「兄上を我と思って尽くせ」

 ……え?

 アルベルト殿下、それ、どういう意味?

 アロイジウス殿下をアルベルト殿下だと思って尽くせ?

 それ、私がアルベルト殿下に恋をしていること前提で言っているよね?

 まかり間違っても、結婚式で新郎に言うことじゃないよね?

 けど、ここで言い返したら処刑へのチケットを切られる?

 私はアロイジウス殿下にエスコートされた体勢で曖昧な笑みを返した。過ぎ去りし日、人間サンドバック時代に戻ったような気分。

 ヨハネスからは恨み骨髄の視線を注がれた。

 ……だから、私は聖女じゃない。

 どんなに睨まれてもヨハネスの右腕は蘇らせない、ってば。

「アロイジウス殿下、結婚おめでとうございます。陛下も大層喜んでおられました」

 王妃様が聖母マリアみたいな顔でアロイジウス殿下に声をかけた。アルベルト殿下の実母だけあって凄艶な美人。

「ありがとうございます」

 アロイジウス殿下は礼儀正しく王妃様に対応した。ちょっとした仕草でも傲岸不遜な異母弟とは違う。

「三年前、今でもアロイジウス殿下を出征させたことを悔やんでいます。あの時、陛下のお怒りをかっても、アルベルト殿下に行かせるべきでした」

 王妃様はアロイジウス殿下が廃嫡のきっかけになった内乱について触れている。

 三年前、アロイジウス殿下ではなくアルベルト殿下が出征したらどうなっていた?

 アルベルト殿下が不自由な身体になっていた?

 それとも、アルベルト殿下なら上手く対処していた、って自慢した……いくらなんでも違うよね?

 私は目を伏せ、アロイジウス殿下と王妃様のやりとりに耳を傾けた。

「その話はもう……」

「アロイジウス殿下をそのような姿にさせてしまって……心が張り裂けそうです。エルフリーデ様にあれだけ頼まれましたのに会わす顔がございません」

 王妃様は目を潤ませ、アロイジウス殿下は素っ気なく答える。周囲の面々が聞き耳を立てていることはわかっていた。

「アロイジウス殿下が連戦連勝で調子に乗っていたのは確かだ。化け物になったのは自業自得」

 誰かが小声で零すと、多くの参列者が賛同する。

 王妃様、天然なのかな?

 こんなところで言う話じゃないよね?

 エルフリーデ様ってアロイジウス殿下の亡くなった生母様だよね?

 神官や女官たちの噂で聞いたけど、アロイジウス様の生母様が亡くなったから側妃だったアルベルト殿下の生母様が正妃になったんだよね?

 天然じゃなくてワル?

 マジ焦臭い。

 令和の教室、優しそうな顔をして近づいてきたカースト上位のクラスメイトの本性が一番ひどかった。

 王妃様から同じ匂いがする。

「アロイジウス殿下、ご成婚、おめでとうございます」

 ヨハネスが祝辞を述べると、アロイジウス殿下は鷹揚に頷いた。

「聖女様、おめでとうございます」

 ヨハネスの恨みが籠もった視線に私は顔を引き攣らせた。

「ありがとうございます」

「聖女様とアルベルト殿下のご成婚をお祝いできず、残念でなりません」

 ヨハネスに小声で嫌みを食らったけど、私は作り笑いでスルー。

「聖女様がお役目を果たしてくだされば、国王陛下も参列できましたのに……無念でございますぞ」

 宮医にも嫌みを食らったけどスルー。

「ディルクにライナルト、武名は聞き及んでいる。このまま兄上の下にいても仕方がないであろう。近衛に入れ」

 アルベルト殿下はこともあろうにアロイジウス殿下の側近を近衛騎士団にスカウトした。確かめるまでもなく、騎士にとっては名誉なこと。けど、アロイジウス殿下にとっては不名誉なこと。

 指名された騎士たちは跪いた。

「王国に輝き続ける星、アルベルト殿下、有り難きお言葉なれど、自分はアロイジウス殿下に命を捧げました」

 ライナルトが毅然とした態度で辞退すると、ディルクも明確な声で言い切った。

「王国に輝き続ける星、アルベルト殿下、俺もそうです。生涯、俺はアロイジウス殿下の騎士です」

「見上げた忠義、兄上に義理立てして人生を棒に振ることもあるまい」

 アルベルト殿下が呆れたように肩を竦めると、宰相が躊躇いがちに口を挟んだ。

「これこれ、せっかくアルベルト殿下がお誘いになったのに不敬ですぞ。アロイジウス殿下にしても、優秀な騎士を自分のそばに置くことは国の大損害だと承知しているでしょう」

 ……これ、このカオス、結婚式じゃない。

 新郎新婦をディスる現場?

 三年前の内乱討伐を巡って、ヨハネスや第一騎士団の騎士とアロイジウス殿下の騎士たちで罵り合いが始まる。

 そんなに三年前、アロイジウス殿下のミスがひどかったの?

 国王陛下も王妃様も手を焼くぐらいアロイジウス殿下が傲慢すぎた?

 今の控えめなアロイジウス殿下は何?

 いろいろ思うところはあるけど、私にはどうすることもできない。

 なんであれ、無事に結婚式の幕が下りた。




 結婚式後、アロイジウス殿下は王妃様やアルベルト殿下の誘いをスルーし、王宮にある自身の居住区域には立ち寄らなかった。そのまま、アルベルト殿下が暮らしている離宮に向かう。王都から離れているけれど、馬車で一日もかからない。

 途中、休憩を入れつつ、景色を楽しんでいる間に瀟洒な離宮に到着した。

 ……うん、新郎新婦の馬車は別々だけどさ。

 紋章入りの馬車の中、私はひとりだから気楽なのに、なんか無性に寂しかった。

 アロイジウス殿下が馬車から下り、杖を突いて私を待ってくれている。ただ、馬車から下りる私に手を貸してくれるのは離宮の執事長だ。

「若奥様、お手を」

 若奥様、って呼ばれて胸きゅん。

 どうして?

 なんで、これぐらいで胸きゅん?

 私、疲れ果てているのかもしれない。

「ありがとう」

 私が執事長にお礼を言っている間に、アロイジウス殿下は壮麗な玄関ホールに吸いこまれていく。声をかけるどころか、一瞥もくれない。

 ……あ、そりゃ、そうだよね。

 私とは接したくないか。

 アロイジウス殿下にとって押しつけられた若奥様だ。

 ごめんなさい。

 いくら不自由な身体でも、元王妃が生んだ第一王子ならば名家の令嬢と結婚できたはず。

 結婚式の参列者の視線を思いだし、私はげんなりした。無意識のうちに溜め息が漏れ、焦点が定まらなくなる。

「若奥様、お足元にお気をつけください」

 執事長に穏やかな声で注意され、私は磨き抜かれた大理石の廊下で踏み留まる。ぼうっとしていたら滑って転びそうだ。

「……あ、はい」

「お疲れではございませんか?」

「大丈夫です」

 執事長に案内された部屋は二階の南西の一角だ。至るところに純白の薔薇が飾られ、歓迎されているような気分になる。

「こちらが若奥様のお部屋でございます」

 春の女神と花の妖精が描かれた天井画の下、芸術品のようなインテリアで揃えられた空間が広がっていた。窓際に対になるように置かれた大きな飾り花瓶には圧倒される。

「……え? ここが私の部屋?」

 こんなふかふかの絨毯を靴で踏んでいいのか、それすらも躊躇ってしまうような部屋だ。随所に使われている精巧なレースも半端ない。

「お気に召しませんか?」

「こんな豪華な部屋……小屋じゃなくていいんですか?」

 一応、離宮の端にある小屋に押しこめられると覚悟していた。地下牢じゃなきゃマシ、って。

「……お亡くなりになられた王妃様が使われていた部屋です。若奥様を迎えるに辺り、整えさせていただきました」

 一瞬、執事長は困惑顔を見せたけど、すぐに感情を隠した。

「そんな大切な部屋を私に?」

「聖女様はアロイジウス殿下の奥様でございます」

 妃殿下、と執事長に宮廷式のお辞儀をされた。

「ごめんなさい。私は聖母様じゃありません」

 経験上、ここできっちり否定しないと危険。

「召還した聖母様を娶るのは王族の務め」

 執事長から言葉では表現できない鬱憤が伝わってくる。アルベルト殿下が王族の務めを放棄したから、離宮で療養中のアロイジウス殿下に回ってきたんだ。

「……あ、その……」

 私が聖女じゃないってわかっているよね? ……わかってくれているよね?

「我が主人は王族の務めを果たしました」

 愛は微塵もない。

 期待するな。

 望まぬ花嫁に対する私への通告を受けたような気がした。

「……ご、ごめんなさい」

 私の口から出るのはお詫びのみ。

「謝罪される必要はありません」

「聖女じゃないの。ごめんなさい」

 私が下げた頭を上げずにいると、執事長の声のトーンが変わった。心なしか、軽くなったような感じ。

「ご紹介させていただきます。専属侍女のエルケです」

 専属侍女と聞き、私は頭を上げてメイド服姿の金髪美女を確認した。大きなピーコックグリーンの目がゆらゆらと揺れている。左手の薬指に指輪がないから独身だ。

「専属侍女のエルケ? 初めまして」

 私が一歩距離を詰めると、専属侍女の顔がぱっ、と明るくなった。この国の人は顔の彫りが深くて子供でも大人びて見えるけど、確実に二十歳前だろう。

「若奥様、エルケです。なんでもお言いつけください」

 エルケから悪意は感じない。第一印象で決められないけど、そんな悪い子には思えなかった。

「エルケ、ありがとう……で、わかっていると思うけど、私は聖女じゃない。奇跡は起こせない。誤解しないでね」

 私が切羽詰まった目で詰め寄ると、エルケは喉を鳴らした。

「……アロイジウス殿下のお妃様です」

「……うん、それでお願いします」

「お茶でも淹れましょうか?」

 純白の薔薇が飾られた猫脚のテーブルにはマカロンやクッキーなど、数種類の焼き菓子が用意されている。傍らのワゴンには茶葉が詰められた瓶や銀のポット。

「ありがとう。いただきます」

 促されるがまま、私は猫脚の長椅子に腰を下ろした。レースがあしらわれたクッションもあって、見かけよりずっと座り心地がいい。部屋を見渡せば、ドアがいくつもある。私の居住区域について記された羊皮紙がサイドテーブルに置かれていた。ベッドルームにドレスルームにバスルームにパウダールームにコレクションルームにライブラリーにプライベート用のリビングルームにゲストルームなど、私専用の部屋が多い。

「焼き菓子もございます。どんなのお菓子がお好きかわからなかったので、いろいろ用意しました」

 エルケは楽しそうに菫の花と蜜で香り付けした紅茶を淹れた。アーモンドのパイや胡桃のタルト、干し無花果も、銀のワゴンから取りだしてテーブルに並べる。

「ありがとう。どれも好き」

 私は笑顔を向けてから、アーモンドパイを摘まんだ。質のいいバターや新鮮なミルク、赤砂糖をたっぷり使った味……王宮で食べていたアーモンドパイと同じ味だ。本宮も離宮も同じレシピ?

 ぶわっ、と召還された直後を思いだした。『聖女様』とあちらこちらに持ち上げられ、目の前に美味しい料理やお菓子が並んだ日々。

「よかった」

 エルケの優しい笑顔が心に刺さる。

 王宮の侍女たちも始めはみんな、優しい笑顔で歓迎してくれた。救国の聖女をずっと待っていた、って。

「……う、うううう」

 知らず識らずのうちに、目から大粒の涙がポロリ。

 召還されて暫くの間、王宮で用意された部屋も豪華だった。仕立屋が呼ばれ、私用の洋服も帽子も手袋も仕立てられ、目も眩むような宝石も贈られた。

 けど、偽物のレッテルを貼られた後、私は粗末な部屋に追いやられ、食事には小石や蛆虫が混ぜられた。

 今、若奥様待遇されても、いずれ、小屋に監禁される?

 ……また?

 私が偽物聖女だってわかってくれたよね?

「奥様、どうされました?」

 エルケに慌てて駆け寄られたけど、私の涙はもう止められない。

「……う、う、う、うぅ」

「泣くほど、不味かったですか?」

 エルケ、違う。料理長の名誉のため、私はしゃくり上げながら否定した。

「……お、美味しい」

「泣くほど、美味しかったですか?」

 エルケ、違う。料理長の名誉のため、否定はしない。

「……ご、ごめんね……偽物の聖女で……」

 いっそのこと、本物の聖女だったら過労死ギリギリまで人助けした。

 寝こんでいる国王陛下もヨハネスの右腕も元帥の右目も苦しんでいる負傷兵も治した。

 アロイジウス殿下も治せたよね。

 どうして、私は聖女として召還されたの?

 使えない私が召還されてもしょうがないでしょう?

「……わ、若奥様?」

 エルケはおろおろするけど、私から離れようとしない。ぎゅっ、と宥めるように抱き締めてくれた。

「ごめんなさい……私でごめんなさい……使えない女でごめんなさい……特技は掃除ぐらい……洗濯と掃除は任せて……パンを焼くのもケーキを焼くのも得意だから任せて……聖女じゃないけど……」

 召還されて以来、張り詰めていたものがブチ切れたのかもしれない。

 涙腺が崩壊して、専属侍女の胸で大泣き。

「若奥様、泣かないでください」

「私、聖女じゃないっ」

 専属侍女もつられるように嗚咽を零したから、私も心置きなく泣きじゃくった。

 命ギリギリ。

 それだけは確か。

 異世界は不条理に満ちている。

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