物語構造まで口を出すのは気が引けますがご勘弁を。
このBランクが多分読者にとって「なぁんだ」と思わせているかも。
「成り上がり」要素を観たいのでは?
「主人公はこの後どうするのか?」
ここが強力なフックになると思います。
特に最後の数行にそれを持っていくと、強烈な「次を読みたい」というオチとなり、確実に先を読んでもらえます。
例えば
最後のシーンで
ランクが何かのせいで下がっていることがわかり、それをこれからの物語の進行の重要な要素にするなどすると、確実に読み進めてもらえると思います!
作者からの返信
Bランク伏線としておりました。最終章で再度魔力鑑定をするシーンを書く予定です。
おっしゃる通り、ランクが上がる見込みがある描写を入れたいなと感じましたので、
最後のシーンで、ロザリーの冒険者バッチをロウが気づく話を加筆させていただきました。
ーーーーー
「その冒険者バッチ……」
ロウは私の胸元に視線をやった。もう気づくとはお目が高い。
「そうなの! さっき冒険者登録したところよ」
「Bランクだったんだな」
「ええ。結構凄いでしょ」
私がどや顔で胸を張ると、ロウは首をかしげた。
「Bランクって微妙な位置だよな……」
「微妙!?」
最下位でもないし上位でもない。簡単に言えば、中の上がBランクだ。上級者になる一歩手前という感じだろうか。
「でも、これから依頼をこなせば上がっていくわ!」
「そうか? ……まあ頑張れよ」
Bランクに満足せず、これからもっともっと強くならなければ!
ただ、ギルドの水晶玉を疑っているわけではないけど、私の力が未知数だというのは否めない。Bランクは妥当だけど、トップクラスのSランク冒険者がどんなものなのか想像がつかないのだ。
「ねえ、SSSランクって知ってる?」
私はロウに尋ねた。
「ああ……伝説だな」
SSSランクとは、魔王を倒したとされる勇者のみに与えられる称号。
「もしいたらどうする?」
「案外、近くにいたりして……」
「え?」
ロウがボソボソと呟いて全然聞き取れなかったので、私は聞き返した。
「いや、何でもない……」
面白いです! 冒険者ロザリーいいですね😊
作者からの返信
ありがとうございます😊
面白いと言ってもらえて嬉しいです!