第12話 百パー採用って、あれは嘘だにゃ(ΦωΦ)
Question・
Answer・カマキリの子供が出てくる茶色い奴っす。卵の詰まった袋っすね..
個人的に、蜘蛛とかカマキリとかコックローチとか嫌いです。
昆虫も嫌いですし、害虫は死滅してほしいっす。
因みにルイルイは、動植物に苦手はありません。
悪役令嬢の嫌がらせで、虫の詰め合わせとか自分で作れるタイプです。
ですがどちらかというと、生きた爬虫類詰め合わせとか普通にお渡しするタイプです。
そんなルイルイ公爵令嬢は、今日も元気です。
***
「アレックスと申しますお嬢様」
「オーレンと申しますお嬢様」
肉壁改め、配下二名ゲットしました。
黒髪が騎士ウエインで、茶髪がカーズ子爵ですね。
「因みに中身は、どんなキャラ付けですの?」
『う〜ん、うぇぃうぇぃはねぇ、再生力が高いから肉壁にも最適。(^o^)
特に精霊狩りをらいふわーくにぃしてるから、ぼくっちの配下でも精霊特攻型の魔人だよぅ』
「ウェィウェィ、何だかチャラ男っぽい呼び名ですわね」
「呼び名は如何様にもお嬢様のお好きに」
と、天魔くんの軽いあだ名とは真逆の、なんとも渋い声の人です。
有名声優の方に似ていますね。
「じゃぁウエイ、人間の記憶ではどんな人物でした?」
それに黒髪の男は首を少し傾ける。
「そうですな、親族殺しですか。
どうも従兄弟の家で育ったようで、成人間近の頃、一家を惨殺。
処刑の代わりに恩赦にてリンバーメンドの間諜になったようです。
中々に執念深い男のようで、この親族の末端、使用人まで月日を費やして殺害しています。
まぁ理由は、己が両親の復讐ですね。
罪深い人生を嬉々として歩んでいたようです。
欠片も良心は無い上に、血族も殆ど死んでいるので、お嬢様に尽くしても問題はございません。」
少しもチャラ男的キャラ造形ではありませんでした。
何だか復讐鬼その一という感じですね。
『大丈夫だよぅ、注入したのはぼくっちの腹心その一だしぃ』
まぁ悪魔の信頼厚い魔人とか、相当に力の強いモノでしょう。
いやだわぁ、こわいわぁ。
「母なるお方には服従を致す所存にございます」
はい、ダウト〜ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
魔人になると瞳の虹彩に不思議な紋様が浮かぶ。
とても不思議で綺麗だわ。
けれど、それに魅力を感じるような思春期厨二病でも、おきらくな子供でもありません。
肉食動物の擬態に騙されているようでは、すぐに死ぬのがオチです。
そして私はそんな餌になるような人生をルイーズに与えるつもりはありません。
ギフトである天魔くんには素直に受け入れているように見せていますが、その配下に良い顔をする気はありません。そう嫌がる相手、私を侮る相手なんぞ私には不要です。
いらないのですよ、ごみ捨てぽい(╯°□°)╯︵ ┻━┻
この二人、どうみても私に従うつもなど欠片もないと態度に表しています。
つまり舐め腐っているのです。
天魔くん子飼いの手下なんでしょうけど、人間の子供に従うなんて欠片も思わない、のは当然でしょうけどね。
ですが、有能な手下よりも、私は愚直な犬が欲しいのです。まぁ猫でもいいのですが。
「いや、まだ本採用じゃありませんわよ。
困ったわ、コントロールできないタイプって基本、信用できないし。」
「お嬢様、お嬢様、アタシはお嬢様の犬..犬はそこのイカですけど、猫ならアタシっす。元は猫型っす。可愛がってくだせぇにゃぁ(ΦωΦ)」
「はいはい、カワイイカワイイ。
まぁソノラはいい具合に繋がりを感じているので、配下としての繋がりが読み取れますけど。
貴方、まったく何も感じませんの。むしろ得体のしれない感じ?
そういえば、わんわんも気配が把握できるのですよ」
「わぁ〜いお嬢様好きっす(*´ω`*)」
くコ:彡わんわん!
『あ〜それね。
ソノラとうぇぃうぇぃの違いは、るいるいとのレベル差だよ。
本来、うぇぃうぇぃはねぇ、最終決戦手間で仲間になる感じなのぉ。
わんわんは、るいるいの魔力そのもので釣り上げた眷属ペット枠。
ソノラも魔人としては、るいるいと同じレベル一なんだぁ。
同じ初期値としてもうぇぃうぇぃは、もともとハイスペックでぇ繋がっていても、るいるいの方が低すぎて感じ取れないのん。それでもヘルベルトの支配下にはなってるよぅ』
「つまり、私の個人商店に本採用になった元バイトがソノラ。
今回面接に来たのが、大手企業の役員で、何でこんなところに面接に来たのかわからない状態ね。
でも、ここで舐められたら終わり。
社長は私で
働かざるもの食うべからず。
肩書だけなら嘘でも作れますからね。
私の役にたつかたたないかが問題です。
因みに役員報酬どころか、時給ですけどよろしくて?」
「よくわかりませんが、ヘルベルトの血にて得られる力は代え難く。
今代のお嬢様を永らえさせる事こそが、我らの繁栄にも繋がると確信しております。」
「なんでしょう。
天魔くんやソノラの後ですと、キャラというか原作が違うというか。
なんかシリアスですわね」
『中身、古参でお爺ちゃんだし、ヘルベルトとも長いからねぇ。
うぇぃうぇぃは、アシュトン騎士団の頭が湧いてる奴とも仲がよかったよぅ。
つまり、君の想像するサムライって感じ』
「カタカナサムライですね。
まぁいいでしょう。
で、ヘルベルトとアシュトンの血族に仕えるにあたり、その方針を聞こうかしら。
場合によっては
天魔くん的によろしくても、相性ってものもありますし。いやいや小娘に仕えてもらっても嬉しくありませんもの。それにレベル一から育てたほうがステータスもスキルも私の好みになるでしょう。
どうせ天魔くんは、配下を増やすだけのお話ですし。
私から天魔くんへの採用リベートなんてたかが知れてますもの。
まして魔人にしなくても、ソノラあたりにその辺のゴミを幻惑支配すれば、逃亡だけなら十分でしょう。
あら、まさか利点も何も示さす口だけで縁故採用されるつもりでしたの?
ヘルベルトも舐められたものねぇ。
天魔くん、まさか、何も知らない子供なら自分の思い通りに事が運ぶとか思っていませんわよね。実際、一人になってしまっても遣り様はいくらでもあるって分かってるでしょう?
その時は敵にまわる?
ソノラとはさよならかしら?」
「はいはいはい!
お嬢様に直接雇用をお願いしまっす。
アタシ、ヘルベルトの子になりまっす!」
『やめてよぅ冗談でもひどいよぅ。
ぼくっち傷ついちゃう(T_T)
わかってるでしょう、ぼくっちるいるいのぉ
成人するまで必ず生き延びさせるんるん。
約束は絶対なのぉ、るいるいはぁ子供なのぉ、だからぁうぇ〜ん』
「という感じで、私に逆らったり隔意をもつと貴方達の上司を泣かす事になるわ。
さぁ私に雇われる気があるなら、アピールしなさい。
気に入ったら下僕にしてあげましょう。
天魔くんは嘘泣きやめなさい。どうせ面白がってるでしょう」
『(T_T)シクシクぅそんなことないよぅ、お前たちが気に入られないとぼくっち、嫌われちゃうじゃないかぁ。
後手に回ってる状況で嫌われちゃうとか、ぜったいに英霊召喚無理やりさせられちゃうのん』
「なんですの、その英霊召喚って。某ゲームのようなワード」
( ゚д゚)ハッ!
( ゚д゚)ハッ!
\(^o^)/
くコ:彡わんわん!
「閣下とお偉いさん二人が恐れる上司みたいなもんです、お嬢様」
「黙れ下位魔人が」
「うわぁお嬢様、古臭いお爺ちゃんがパワハラカマしてくるんすがぁ。こいつ送還でいいっすよねぇ(ΦωΦ)フフフ…」
「そうね、私の最初の侍女に対しての暴言、やっぱりいらない子ですね」
「あいや待たれよ」
「天魔く〜ん」
『一応、面接ぐらいは受けさせてよ』
と、魔人召喚ならぬ採用面接です。
「それからソノラは喜ばない。
わんわんは適当に遊んできなさい。
あと、無闇に人間は食べるんじゃありませんよ。
むさ苦しい傭兵でカルマが高そうなのは、ちょっと齧ってもいいわ。
下働きは駄目よ。
どうせなら寝込んでる誰か、そう、カルマ値はわかる?
匂いでわかるのね。
香ばしい人間はいいわよ。
あと、前に言ったこと覚えてる?
よろしい、ついでに情報収集もしてきなさい。
はいいってらっしゃい」
『順調にパスが通ってるけど、ぼくっちちょっと不安。
やっぱりるいるい、
何か言った?
『なんでもないよん、ちょっと魔力属性を考えただけぇ』
「じゃぁ私の質問聞いてたかしら?はい、ウエイ」
「お嬢様の敵対者には死を。
精霊共には消滅を。
悪即断ですな。」
まぁ精霊狩りをライフワークとするだけあって、精霊を悪と言い切る潔い魔人のようですね。
精霊とは天魔の敵になるのでしょうか?
だとしたら精霊狩りがライフワークなのは良いことです、加点。
「ふむ。
では報酬はヘルベルトの顕現許可だけで宜しくて?」
「できうればでございますが」
「あら、何か要望がございますの?
そうねぇ3つまでなら、要望を聞きましょうか。
もちろん、無理なことは無理でしてよ」
「御温情ありがとうございます、お嬢様。
できうれば、我が一族も後ほど顕現をお許し願えないかと」
「それは天魔くんにお願いすることじゃなくて?」
「いえ、お嬢様の利益を考えて召喚順位を決めております。
我々二人が先に呼ばれましたのは、武威と人間界に慣れている為でしょう」
そうなの天魔くん?
『そうだよぅ、この二人はアシュトンやヘルベルトの戦線に必ず投入していたからね。
素体の人格が殆ど吸収されているのは、慣れているからなんだ。
ソノラの混合比が人間に傾いているのは、顕現回数が少ないってのもある。
それに今はるいるいのレベルに合わせた顕現だから、高位職の初期状態ってところ。
この二人なら、ガンガン育てれば魔王城まで連れていけるよ(*´ω`*)』
..魔王城、ありますの?
『あるよ〜』
まぁ衝撃の事実というより、魔王いるんですね、やっぱりと納得。
「因みに、アタシは四天王のお色気担当っす。ガンガン育てれば、アタシだって魔王城に潜入できるっすよぅ」
と、ソノラが言った途端に、それまで黙って控えていたオーレンが吹き出しました。
コントのように吹き出してゲラっています。
静かな男に見えましたが、笑い上戸のようですね。
というか中身は別の生き物になったのでした。
「ぶっ殺す(# ゚Д゚)」
「まぁ落ち着きなさいソノラ。
ガワが新しい事を忘れてましてよ。中身とは別でしょうに。
ソノラも後で要望を出しなさい。不公平はいけませんからね。
話を戻しますよ。
それではウエイの親族を優先的にね。
天魔くんが良ければ異存は無いわ。
その辺りは天魔くんと調整して頂戴。
で、他に何かあるのかしら?」
「敵対勢力の精霊狩りのお許しを願いたく」
「それも天魔くんと調整して、ヘイト管理ができるようなら好きにしなさい。
ただし無害なモノ、子どもの守護をしているような精霊は、敵対しない限り殺してはいけませんよ。もちろん、私のこのお願いを聞けないというなら、契約は不成立としてリセマラですが」
「もちろんでございます」
「では最後ね、どんなお願いかしら」
「先にお願いした精霊狩りの件ともつながる願いがひとつ。
精霊を消滅させると、精霊石というモノが残るのですが、それを食する事をお許し願いたいのです。」
「理由は?」
『それについては、ぼくっちから説明するよぅ。
精霊石は、精霊の素なんだ。
つまり高額取引にも使えるし、精霊を再生する事もできる。
ぼくっち達は現世で死ぬと送還されちゃうんだけど、精霊の場合はこの精霊石になるんだ。
精霊石を壊せば、その精霊の人格は永久消滅、精霊の素は精霊界に戻るんだ。
これが精霊と天魔の違いだね。
ぼくっち達は送還されると力が弱まっちゃうんだ。けど、人格は消えない。
そこで君への要求になるんだけど。
価値の高い精霊石を報酬としてすべて欲しいって言ってるんだよ。
眷属としては、ずいぶんと高望みしているわけだよ。
何故そんな要求をしているのか。
彼はね、ある人間を探しているんだ。』
どうしてそれが精霊石を食べる事に?
『簡単に言うと、彼の気に入りの人間が精霊に喰われちゃったんだ。
それもたくさんの精霊にね。
そこでうぇぃうぇいはね、誰が食べたかわからないけど、悪い精霊を手当たり次第に殺して食べまくってみたんだ。』
石ですから、カニバリズムとは違いますから、まぁいいでしょう。
オチが何となく想像できますわね。
『食べてみたら、微かに彼の知り合いの欠片を感じた。
そこで彼はね、精霊を見かけたら兎も角食べる事にしたんだ。』
「食べて揃ったら、複製でも作るのかしら?」
『食べて大凡の魂の欠片をまとめて、輪廻に戻すんだよ。』
何でしょう。
天魔と精霊って、本来の立ち位置と逆じゃなくって?
精霊って本当に悪ですわ。
もちろん、天魔くんを信じれば、ですが。
それでも、見たことも知り合いでもない、ましてや人間ではない何かを食べるのを止める理由はありません。
「いいわ、私に断る必要は無いわ。
人間を食うような精霊は死滅すれば良いのよ。
というか、私に断る必要があるの?」
『言ったじゃない、顕現証は君の血筋の魔力だ。
それは縛りでもある。
君が許すか許さないかで、存在の方向性がかわるのさ。
で、彼を配下にしていいかい?』
「そもそも魔人から送還ってできますの?」
『うん』
「手段を問わなければですわよね。融合した人間を殺せば達成するってところでしょうね。
そんな手っ取り早い方法じゃぁなくて、引っこ抜いて別の魔にするって事ね。」
『あ〜それは、簡単っち、素体の人間は死ぬかもだけどん』
「なるほど..。
つまり人間に戻す事は難しくて高難易度。
不可能に近いお話。
けれど、その元の人間を絶命させてしまえば、宿る場所を失うから送還もできる。
そもそも魔人を殺すってことは相当の力が必要でもあるし勇者でなければできそうもないわよね。
で、つまり簡単に魔人のチェンジは可能って事よね。」
(TдT)
(ΦωΦ)フフフ…
ヘ( ´Д`)ノ
(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!
「一名、そこの茶髪、寝てましたわね。
それから何を焦っているのですか、ウエイ。
これってきっとヘルベルトの血だと、顕現許可の取り消しができるって事かしら。
ふふふっ。
ご都合主義バンザイですわね。
天魔くんにはお食事を提供して、私の為に魔人を用意する。
魔人は天魔くんの仲間として現世顕現する事に利益を得ている。
現世顕現はヘルベルトの血筋の特質なので、ヘルベルトの人間に奉仕をしてくれる。
その奉仕を疎かにした場合のペナルティは、ヘルベルトによる魔人の送還だととしたら。
これにより天魔くんの現世での勢力は減り、ベルベルとからのヘイトを稼ぐ。
つまり他の天魔にヘルベルトが肩入れするかもしれない。
と、いうのが私の考えです。
つまり魔人とするには天魔くんの力が必要ですが、送還に関してはヘルベルトの血が使われているので、私に権利がありそうですね。
元の人間の魂がどれだけぶっ壊れたかは知りませんが、私の家族でありませんし、廃人になっても私にはダメージゼロ、なるほど。
ふふっ、なるほど面白いわね。
そうだわ、実験してみましょうか?
最初はそうねぇ、この二人を送還して、残った体がどうなるのか。
それからもう一度、同じ魔をつかって魔人にする。
後はこの二体どうしで中身の交換はできるのかを実験したいわ?
利用料はおいくらですの?」
『送還には必要ないね。それに同じ場所に植え付けるだけならいいよ。
交換は、まぁお試しで今回はいいよ、うん(´・ω:;.:...』
中身をこちらで入れ替える。
面白そうね。
きっと召喚された悪魔も自分が誰だかわからなくなるほど楽しいかも知れないわ。
***
『だから言ったっち。ヘルベルトに条件を望むとか、舐めた態度は拷問されるって』
おやつの時間だと、ソノラに小さな主を下女達が集まる台所へ連れて行かせて後。
床に転がる配下の姿に、呆れ混じりの言葉がかかる。
「閣下、俺のほうは、まだ、面接とやらも受けてないのに、なんで拷問されなきゃならんのですか?」
『寝てたからだよぉ途中から話を聞いてなかったでしょ。
るいるいはぁこっちで言う大商会の会長だったのん。
従業員の面接で寝ているような奴は雇わないっち。
やる気なしだってさぁ』
「今はやる気あるっすよ、兄者のゲロ吐き姿とか、初めて見させてもらったし」
「弟者よ、次はお前の番だと思うが?」
ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
顕現と送還は、ある意味、誕生と死を繰り返す行為だ。
さらに二人の素体を交互に変える行為も繰り返された。
受肉を交換しながら繰り返す行為は、不快感と酷い苦痛を伴う。
精神体への拷問としては確実に効果がある。
ましてそうした顕現と送還をスキルで続ける。
天魔の守護スキルが強大である証明な訳だが、そもそも天魔の中でも小魔王とはいえ、スキルとして彼を手にする事自体、人間では難しいのだ。
驚くべき実力である。
これが聖属性の者であれば、その行いによって対する高位魔族も塵に還っていただろう。
『才能は先祖返りレベルだね。
精神力と魔力がとんでもないよん。
確実に精霊が狙ってきそうで、ぼくっち不安なのん。
あいつらナンパしてくるじゃん、ひとのものでも平気だしぃ。
でも理解した?
狙ってやってる訳じゃないけど、ヘルベルトとアシュトンの末裔らしいっち。
頼もしいだろ?』
「御意」
「カッコつけてるけど兄者、犬に見張られながらゲロってるの笑えるぅ」
「言葉使いが乱れてるぞ」
「この素体が、こんな口調のようだったみたいだよ。
暫くは、元の人間と同じようなふりをしなきゃ駄目だ。
お嬢様にダメ出しされて、犬にシビシビにされるのがオチだぜ。
はやく成人すると良いですねぇ閣下。
モノホンの悪魔召喚ができるのは、ヘルベルトとアシュトンだけですからねぇ」
『それまでるいるいを元気に育てるのがお前たちの使命なのさぁヾ(*´∀`*)ノキャッキャ』
「御意」
「まずは情報収集だねぇ、兄者」
「お前の素体の情報を閣下に渡せ。我よりも職域が広かろう」
『で、何が起きてる?』
「まだ兆しだけですが、冥府蟲の
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