第80話 冷血(トルーマン・カポーティ作)
書かせていただきます。
【簡単な作品紹介】
アメリカの小説家、トルーマンカポーティの代表作。実際に起きた一家殺人事件を題材にした作品で
、ノンフィクション・ノベルというジャンルを定着させた作品として知られている。
【数行で読める、あらすじ】
1959年にカンザス州ホルカム村の金持ち農家クラッター家の4人を殺害したヒコック・リチャード・ユージーン(ディック)とペリー・エドワード・スミスの犯行から絞首刑までを書く。
【作品の特徴】
三人称で時系列順に展開する構成。
生前の被害者の様子、犯人の犯行と逃亡、捜査、逮捕、取調べ、裁判、絞首刑という順番で語られる。
丁寧に取材したことがよくわかる内容だから、実録ものを書きたい人の参考にもなる。本作は発表当時に評価されて、70年代に大ブームを巻き起こしたらしいのだが、当時の作品としては確かに画期的で、流行ったのも理解できた。
小説というよりは事件をまとめたレポートと言った感じの内容なので、実録ものの犯罪小説とかが好きな人は楽しめるだろう。
【作品の見どころ】
犯人達の様子や事件に巻き込まれた人達の様子が見どころ。
冒頭でいきなり犯人がわかる構成なので、倒叙もののような面白さがあり、村の人が疑心暗鬼になる様子を書いているところはサスペンスらしい雰囲気があり、刑事が犯人の逮捕と取調べをする展開は刑事ドラマに似た面白さがある。
一つの長編作品の中に、様々なジャンルのミステリ要素が詰め込まれているので、お得感がある。
ミステリを書いてみたい人の参考になると思うので、読んでみても損はないと思うよ。
【終わりに】
今日の解説は、こんなところかな。異論や反論や要望があれば、感想に書いてね。加筆修正しますよ。
ちなみに、記事の内容や、取り上げる作品は、私の独断と偏見が強いので、あしからず。
それじゃ、今回はこんなところで、さよなら、さよなら、さよなら。
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