冒険者ギルド

第6話登録s

「ぅわぁ~!!すごい!これが町、良いね~。」


 はじめての町に驚きながらも彼は町を歩いていた。なんかおいしい食べ物ないかな?


「お~、美味しそうな屋台がいっぱいある!食べたいな。でもやっぱり最初はギルドだよね!」


 そう言い、彼は道歩くに聞いた。


「ねぇねぇ、冒険者ギルドがどこにあるか知らない?」

「冒険者ギルド?それならそこに大きい塔見たいのがあるでしょ?ここをこのまま行って右手側にあるよ。」


 そう言われ、見てみるとそこには巨大な塔が立っていた。え、今気付いたの?結構でかいよ?


「そうなんだ!ありがとう!」


 彼はお礼を言い、その場を後にした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 数分間歩いていたら、


「でかいなこの塔。えっと確か右手側にあるんだよね。

 お、あったあった。看板でかくね?」


 そこにはでかでかと、冒険者ギルドと掲げられていた。本当にでかいね。

 彼はギルドのドアに手を掛け、ギィーギィー言うドアを開いた。


「おl臭っ!すごい酒臭い。早く受付行こ。」


 ギルドはマジで酒臭いから注意。


「リンキーの冒険者ギルドへようこそ。ご用件は?」


 エルフの若い女性が聞いてきた。


「冒険者登録をしに来ました。」

「登録ですね。ではこちらにお名前、年齢、クラス、をお書きください。」


 そう言われながら、記入する紙を渡された


「えっとぉ、

 Name:ノウン

種族:人間種

 年齢:9

 クラス:賢者

 と、」

「…えっと、宜しいのですか?」

「ん?何が?」

「クラスの賢者です。」

「え、なんで?」


 彼、ノウンは戸惑っていた。彼は神なので何でも出来るので賢者にした。上位クラスかと思ったら不遇職で戸惑っていたのだ。


「ご存知ないのですか?賢者はおとぎ話に出てくるクラスです。そんなクラスにしたら絡まれるのは目に見えていますよ」

「なるほど…」

「変えるのでしたら斜線を引いてお書き直ししてください。」


 ノウンは受付嬢の説明を受け、書き直しを勧めるられたが、悩んでいた。


(このまま賢者にしたら面倒ごとに巻き込まれるかもしれないな、それは嫌だし帰るか。)


 ノウンは賢者に斜線を入れ、魔術師と再記入した。


「ではこのようにギルドカードにいれますね。」

「はいお願いします。」

「…はい、できました。これがノウン様のギルドカードになります。紛失した際、再発行に銀貨二枚掛かりますので注意してください。あと、こちらはギルドの規則と初心者のガイドブックになります。時間のある際にお読みください。」

「ありがとうございます。」

「依頼を受ける時には右側にある掲示板から剥がして受付まで持ってきてください。冒険者ランクによって出来る依頼がかわるのですが、ノウン様はFランクですねで、Fランクの掲示板から持ってきてください。」

「はい分かりました。」


 ノウンは登録早々依頼を受けるべく、掲示板へ、向かった。早くない?

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