猟犬

 引き金が引かれる。アプリコットの眉間に押し当てられたそれが銃弾を吐き出す尾の瞬間に、咄嗟に、首を曲げた。それが、すべてを分けた。


 発射された銃弾が、向かい側の壁に穴を穿つ。


「……思っていたよりも、早い」


 リネンが、立ち上がりながらそう言った。


 空間に、拳銃が一丁浮いている。なんの支えもなく、なんのトリックもなく、ただただ、浮遊しているのだ。

 それを認識するのと、アプリコットが次の行動に移るのは同時。リネンの手を取り、半ば強引に駆けだす。狭い部屋なため、玄関までたどり着くのは簡単だった。

 が、玄関口にたどり着いたアプリコットは立ち止まる。なぜならば──


「敵は、手練れ」


 周囲の空間から溶け出す拳銃たちを眺めてリネンが言った。

 文字通り“溶け出す”。まるで、絵の具でも混ぜくるかのように。


「これ、は──」

「追手、私を連れ戻しに来た」


 マントを使っていた男と同じ。つまり、アプリコットの力と同質のもの。それにしては、あまりにも──あまりにも、規模が違う。


「こっちへ!」


 アプリコットはリネンを連れて、廊下から物置部屋へ飛び込む。


「あそこ」


 リネンが唐突に指を指した。窓の外、レンガの道を挟んだ反対側にある建物。ここと同じくレンガ作りの年季が入ったそこの一室に、誰かが立っている。僅かに捲られたカーテンとそこから覗く光は──望遠レンズ、か。


「陣取りがうまい」


 リネンが口を開く。


「あそこならわたしたちを見つつ、距離を取ることができる」

「……なるほど」

「恐らくだけど、敵は私たちの位置を直接見ないといけない。だからあそこにいる」

 なるほど、つまり敵の能力、もとい法則はアプリコット自身のものよりも複雑で、応用が効かないわけだ。とは言っても。

「……それが分かったところで、ですね」


 拳銃が、空間に溢れる。おびのように編隊を組んだそれらは、ピタリと空中で止まり、再びその銃口から弾丸を吐き出した。


「こっちへ、ひとまず屋外へ出ます!」


 窓に向けて、アプリコットは釘を打ち付ける。そのまま釘はガラスを割った。


「ここ、飛び降りるの?」

「ええ、お先にどうぞ」

「それじゃ、失礼」


 ふてぶてしくそう言ったリネンが、窓の外へ飛び出す。そのあまりの突然さと、自身の身体への無頓着さに一瞬焦ったものの、アプリコットが覗き込んだ窓の下には、受け身の体勢でゴミ袋の山に突っ込んだリネンの姿があった。


 後ろから帯のように拳銃が隊列を成してやって来る。アプリコットはそれを見届けると、窓から身を乗り出し、飛び降りた。

 浮遊感、そして衝撃と酷い臭い。ゴミ袋の山に着地したアプリコットは、すぐさまそこから身を起こすと、リネン、そして道を挟んだ反対側の建物の位置関係を確認する。


「幸い、現れる拳銃の命中精度は低い。この隙に本体を叩きます」

「わたしは今戦えない。だから任せる形になる」


 二人は建物を挟む道へ駆けだした。道に人影はなく、それが今はとてもありがたかった。


「来る。後ろ」


 リネンの言葉に振り向けば帯状に編隊を組んだ拳銃が空間から溶け出す。うねる帯はそのまま走るアプリコットを追い越したかと思えば、頭の周りでぐるりと輪を描こうとカーブした。


「堅実、だね。当たらないなら、当てる布陣を取ればいい」


 なんてことはない。命中精度が低いなら、頭を取り囲んで滅茶苦茶に撃てばいい。いくら当たらないとはいえ、そんな至近距離で、なおかつ取り囲めば一発は致命傷になる。数撃ちゃ当たるを地で行く戦法だ。


「斡旋組合の抱える猟犬使いハンドラー。拳銃を使うとは聞いていたけど」


 拳銃そのものがまるで猟犬のように追ってくる。それも、あらゆる障害物を無視して。


「……斡旋組合、やはり──」


 アプリコットは呟く。その名前は馴染みのあるものだが、親しみはない。こんな状況で相対する相手としては当然。つまりは、向こうも同業者か。


「ッ──」


 アプリコットの投擲した釘が〝帯〟を構成する拳銃のうち一丁に突き刺さった。その勢いのまま壁に縫い留められた拳銃は、即座に空間中に溶け入る。


「数は減らせない。妨害は不可、と……」

「着いた」


 リネンの言葉にアプリコットが顔を上げれば、いつのまにやら道を挟んだ向かい。敵の潜伏先である集合住宅に到着していた。

 アプリコットは扉の、ちょうど鍵がある辺りに狙いをつけて釘を打ち込む。馴染みのある感覚と共に釘は抵抗なく木製の扉を通過し、それをさらに器用に回して内側から鍵を開ける。


「……ん、ちょっとアンタら──」


 開けてすぐの場所に設置されていた椅子に座る、眼鏡をかけている老婆がアプリコットとリネンに向けて声を上げようとする。二人はそれを無視して階段を駆け上がった。


「三階に、いる」

「ええ、なので二階から先制します」


 初戦ではなんとかなった。だが、今回もなんとかなると思うほど、アプリコットは楽観主義者ではない。

 基本的にアプリコットは暗殺の経験しかない。先ほどは偶発的に対人戦でしょうりできたが──


「失礼します」


 敵の真下、階下の部屋に押し入ったアプリコットは、部屋の住人に釘をつきつけた。


「なんだっ、お前!?」


 声を無視し、アプリコットが飛ばした釘が住人の服を壁に縫い留めた。


「騒がないで、そうすればすぐに出ていきますから」


 それだけ言うと、アプリコットは部屋の天井へ目を向ける。


「……窓際、なら、ここらへんですね」

「なにするの?」

「奇襲です」


 ポーチを漁り、そこからひと際長く、太い釘を取り出したアプリコットは片目をつぶって狙いをつけ──それを、天井に向けて投擲した。

 釘はまっすぐに、狙い通りの位置に着弾し、階と階を隔てる天井兼床に突き刺さる。そのまま釘は“抵抗なく”貫通する。断熱材を通過し、更に先へ、階上に存在する者の足裏へ。


 遅れて、天井を挟んだ上の階から何者かの悲鳴が聞こえた。アプリコットは再びネオンの手を取る。


「先手は取りました。あとは直接」


 直接、とどめを。



「ナイスヒット」

「ありがとうございます」


 ネオンの称賛に、素直にそう返す。アプリコット自身もここまで上手くいくとは思っていなかった。

 当初の予定では一撃目を外し、打ち込んだ後に聞こえる足音、ないし相手の行動から再び位置を割り出そうかと思っていた。というか、そもそもこの攻撃は相手が部屋内に未だ留まっているかを確かめるための攻撃だったのだ。


「俺はやっぱり、面と向かった戦闘よりもこういう搦め手のほうが得意です」

「そう? マント戦も凄かったと思うけど」

「あれも、抵抗なく貫通する力……法則でしたっけ、それがあったから不意打ちが成功したようなものです」


 リネン・ユーフラテスの言葉を信じるならば、あのマントは空気の流れそのもの。ならば、本来であれば銃弾を防ぐくらいの強度はあったはず。上手く嵌ってくれたのはそれこそ相性のようなものだ。

 にしても。とアプリコットは自身の中で覚えた違和感を言語化していく。


「先ほどから拳銃の攻撃が来ません」


 振り返ってみても、空中から溶け出す拳銃の編隊は見られない。


「痛みに耐えてる、とか?」

「恐らくは。この隙にトドメを刺します」

「……躊躇わないで、ね?」

「当然です」


 仕事ではない殺しをしたいなどとは、アプリコットも思っていない。だが、


「俺の後ろに着いてきてください。階段を上がります」


 もはや隠密性は気にしない。音を立てて階段を上がる。ここからはスピード勝負であることをアプリコットは十二分に理解していた。


 扉を蹴ってこじ開ける。家具なし、照明はランプのみ、そして、窓際に血を流して蹲る男。


「──」


 男はアプリコットを視界に捉えると、懐から拳銃を取り出して──


「──貫け」


 行動は、アプリコットのほうが早かった。まっすぐに飛ばされた釘はそのまま抵抗なく拳銃を斜めに貫き、男の眼孔に突き刺さる。


「ごっ……」

「まだっ!」


 空間から溶け出す拳銃、それらが銃口をこちらに向ける前に、二本目の釘が、今度はまっすぐに目から脳へ貫通した。


「終わった?」

「……ええ、多分」


 念のため、男の身体をつついてみたが反応はない。

男の持ち物はライターと煙草、財布くらいのもので、他はなにも見当たらなかった。手に握られていた拳銃の残弾は僅か1発だけ。


「……少ない」


 拳銃をそっとポーチの中にしまう。

 アプリコットは拳銃を持たない。釘を使った暗殺のほうが得意であるということもあるが、なによりも拳銃は携帯するという行為から警戒を誘発してしまう。だが、いつ誰から襲われるか分からないこの状況ならば保険はもっておきたい。


「さて、と」


 アプリコットは立ち上がり、背後に佇むリネンへ目を合わせた。


「ユーフラテスさん、色々聞かせてもらいます。まず、あなたはなぜ狙われているのかを」

「……それは、護衛をしてくれるということ?」

「答えによります。どのみち、俺はもう敵に見られてる。向こうに情報は渡っていると考えて良いでしょう。なら俺も狙われる」

「私の護衛をしてくれるなら、無条件ですべての情報を渡すと誓う。だから──」

「保証はできません。そもそも、護衛といってもいつ、どこまでかが不明瞭です。それに──」


 リネンが首を僅かに曲げた。灰色の髪が揺れる。

 はて、この少女の髪色はここまで濃いものだったか。


「わかった。話す」

「助かります。ひとまず場所を移動しましょう」


 アプリコットが念のために男の瞳を開け、最後の死亡確認を済ませて──


「……?」


 男の瞳は死んでいる。が、その奥で動くものがあった。いや、違う。奥ではなく手前。コンタクトレンズのような超薄型カメラが未だにその機械仕掛けの瞳で、アプリコットを捉えているのだ。


「──ッ、ユーフラテスさんっ!」


 アプリコットが叫ぶのと、空間から溶け出した拳銃たちが輪となるのは同時だった。

 迂闊だった。油断した。そうとしか言えない。そもそも、あの男は敵ではなかった。最初から捨て駒、目の代わり。僅か一発という拳銃の装弾数がそれを証明している。大方一発は自殺用か、最後の抵抗用として渡されたもの。


「アプリ、コット……」

「ユーフラテスさん、動かないで」


 拳銃は輪を描き、リネンの頭の周りを回る。それらは正真正銘の包囲網であり、弾丸にとっては柔らかな頭蓋を囲む拳銃のおびは、まるで王冠を思わせた。


「見えるだろ? 王冠に」


 そして、現れる。


「オレもまだまだ現役ってのが、これで証明できたんじゃないかね」


 新の猟犬使いハンドラーが。


 部屋に入ってきたのは、建物の入り口あたりで椅子に座っていた老婆だった。眼鏡の位置を直し、杖をついた老婆はよぼよぼとぎこちない動きで部屋の中央辺りまでやってくる。


猟犬ハウンドも、犬飼いハンドラーも、功績を上げれば成り上がれる。それはこの世の真理さね」


 老婆はアプリコットに目を合わせて、続ける。


「そして、いずれは王になる。緊張も、覚悟も忘れ、けれどプライドだけは高い」


 首を振り、老婆は再び歩き始めた。


「それが、オレさね。まあ言うなれば──」


 拳銃の編隊が、くるくると回る。王冠のように、人を招くように。


「──《絶死の王冠ジ・エンド・オブ・ハウンドラー》、この歳になると、皮肉の一つくらい吐きたくなるもんなんだよ」



「王となった主も、その飼い犬も、もう狩る側じゃあないんだよ。確固たる獲物、駆られる側、分かるかい?」

「……」


 アプリコットの目線は未だ老婆に向いていない。未だその瞳はリネンを取り巻く拳銃の回転を、その軌跡を捉えていた。


「おいおい、年寄りの言葉は聞くもんだよ。古い知識と道徳観で構成されたアドバイスとはいえ、経験っつうのは、めったに嘘をつかない」


 “たまに、つくけどねぇ”そんな言葉と共に、老婆は唐突に拳銃を取りだした。浮いているものではない。単純に手で持っているだけ。


「そこのお嬢さんさえもらえりゃ、こっちとしては万々歳なんだよ」

「なぜ、彼女を?」

「ないだろう? 知る必要なんて。知って良いということもまぁ……ないだろうからねぇ」

「この距離なら、老人であるあなたよりも俺のほうが早い」

「そうかい、じゃ、試してみるといいよ」


 老婆がその言葉を言い切る前に、アプリコットは既に踏み出していた。壁側に寄り、そこから釘を投擲しようと腕を振りかぶる。


「……若いっつうのはいいね」


 その腕が、硬いものに当たった。


「そんな自暴自棄になれるんだから」


 ちょうど、振りかぶられた腕をキャッチするかのように拳銃が既に空間に設置されていた。つまりは置き罠、単純な待ち伏せ。

 咄嗟に重心をずらし、アプリコットは床に倒れこむ。打撲は負うが、腕を破壊せんとする弾丸はこれで回避──


「勘がいいね。だけど、経験が足りない」


 倒れ込んだアプリコットの背中が触れる床。それが隆起した。正確には隆起したのではない。床から銃口が溶け出たのだ。

 転がる。床から突き出た六つもの銃口が天井に弾を残すが、そんなものを気にしている暇はない。


「ほいっ」


 いつのまにやら、老婆がアプリコットの移動先にいた。杖が振りかぶられ、そのまま強く殴打される。


「オレは失敗した。傲慢にも王になろうとした。猟犬でも、飼い主でもなくなろうとした。お前さんはどっちかね」


 老婆が杖で床を軽く叩いた。


「《絶死の王冠ジ・エンド・オブ・ハウンドラー》、忌々しいよ。こんな法則のせいで叶いもしない夢を──おや、まだ立つかい?」


 口の中の不快な血を吐き捨てると、アプリコットは立ち上がる。


「……勝てる?」


 拳銃の王冠を被らされたままのリネンが問いかける。


「勝てなきゃ、死にますから」


 リネンにそう返すと、アプリコットは次の釘を取り出した。

 この場で最も恐怖すべきなのはリネンだ。そんな彼女が“勝てるか”と問うたのだ。勝てなくて──


「──勝てなくて、どうする」


「ああ、いいねぇ」


 床を踏みしめ、蹴り上げるアプリコットを目にして、老婆は呟いた。


「ただがむしゃらに突き進めばたどり着ける。そんな時がオレにもあったもんよ!!」


 老婆とアプリコットを結ぶ線の中心、駆けだすアプリコットを迎えるように、挟まれた空間から拳銃が溶け出す。銃口が固定化されると、それらは一斉に、直進し続けるアプリコットの方を向いた。

 それは、拳銃の壁。上へ跳ぼうと下へしゃがもうと、銃弾の軌道を必然的にかすめてしまう。唯一残されたのは真横への回避だが、相手がそれを予期していないわけがない。


「逃げてっ!」


 未だ拳銃の王冠に囲まれるリネンが、叫んだ。

 明らかに、拳銃の包囲網からアプリコットは逃げられない。たとえその場から釘を投擲したとして、無抵抗なまま老婆に命中したとしても、その前に蜂の巣になることは免れないだろう。


 だから罠を承知で真横に避ける。やって来る銃弾を正面から迎え撃つという無謀に挑むものなどない。

──それが、セオリーのはず。だが、アプリコットは。


「なんてっ、無茶をするんだいっ!」


 気にしない。アプリコットは気にしないから、その足は止まらない。拳銃の壁に突進する。拳銃は空中に固定されているものの、その固定は簡単に振り払って崩せる程度のもので、あっさりとその位置をアプリコットに明け渡した。

 突破、つまりは勝利。しかしそれは、拳銃から放たれる弾を考慮しない場合である。

 数十の弾丸が、無慈悲な速度でアプリコットに殺到した。それらは通るべき軌道をなぞり、アプリコットの身体を穴だらけに──


「ならない」


 アプリコットは、呟く。


「そんなことには、ならない」


 弾丸は、すべてアプリコットを掠めていった。傷は、僅かなかすり傷のみ。

 リネンは驚愕に目を開いた。何が起こったのかがまるで分らない。だが老婆は苦々し気に唇を噛み、


「勘づきやがったかい」


 そう吐き捨てた。



 敵は、拳銃を自由自在に出現させてくる。ならば、なぜ未だに自分とリネンは無事なのか。アプリコットはその事実がずっと引っかかっていた。最初だけならまだしも、隣の建物に移るまで一発も命中しないなんてことが果たしてあり得るのだろうか、と。

 アプリコットは銃器の恐ろしさを知っている。ここまで当たらないなんてことは相当の幸運が重ならないとあり得ない。いくら精度が低いとはいえ、精度は数でカバーできる。今回のように。


 ──「わたしを狙う人たちは、これを〝法則〟って呼んでた」


 リネンの言葉が、頭をかすめた。

 そう、すべて法則なのだ。自分のものならば“物体に物体を抵抗なく打ち込む”という法則ルール。ならば、敵の法則ルールはいったいなにか。それを考えて、考えて、考えて──答えが出たのが、僅か数秒前。



「なんてことはない。あなたの法則ルールは、王冠の完成が前提なんですね」

「……」


 王冠。拳銃の王冠。この老婆はその完成に固執していたように思える。それはいったいなぜか。そもそも、だ。


 老婆の法則、《絶死の王冠ジ・エンド・オブ・ハウンドラー》は拳銃を自在に駆り、出現消失も思いのまま。ただし、拳銃で対象の頭部を四方から囲まなければ、つまり王冠を完成させなければ、対象に弾丸が命中しない。そういう法則。


 答えを口にしたとき、戦いは終わっていた。二人は肉薄していて、アプリコットの手に握られた釘は老婆の首に刺さっていた。


「──ほら、ごらんよ」


 老婆は笑い、


「オレももう立派に、狩られる側だろう?」


 老婆が床に倒れると同時に、アプリコットの頭上に出現し始めていた拳銃の輪が空気中に溶け込んで、消えた。もちろん、リネンの頭を狙っていたものを含めて。

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