あの『シャーペンカチカチ無双』の人。
シャーペンをカチカチ鳴らす手癖を真ん中に据えたあれは、ネット民がざわつく奇作だった。
(※途中で離脱したが、これはわたしが悪い)
生活保護まっしぐらの、薬を大量服用している「自称・社会の底辺のどクズ野郎」が、チラシの裏に何か吐く。
そんなどクズはネットに大量に漂っている。
まだ若いのだから薬をぬいて就職しろ今なら間に合うと誰もが肩を揺すって云いたくなる。
そんな駄文にも、優劣はある。
剥き出しを売りにしている自傷的な作品であっても、大抵はやけにきれいに整って隠しようもなく文学青年臭さをチラつかせてカッコつけているものだが、この人の書き殴りは遠慮なく、クズ度が全開だ。
加えて、他の人には絶対に真似のできない飛躍の妙がある。ドラッグ・ソングのようなのだ。
公序良俗から一歩も出ないことを至上とする方々の眼には、この人の作品の魅力がさっぱり分からないだろう。
そういう方はどうぞ通り過ぎて下さい。
これからも清く正しく美しく、ハートフルな名作を書いてほのぼの生きていけばいい。
おろしたての白いワイシャツのような正義と美談でふんぞりかえった外面をわざわざ他人の吐瀉物で汚すことはない。
しかし文章を書く者の何割かは、この人の吐露に、ある種の憧憬を抱くはずだ。
定石どおりの言葉の足しざん引きざんに日々精魂を傾けているところへ、逆立ちしたアホウドリでも飛び込んできたような気分。
狂気ではない。
狂気を鉈にして振り下ろすより前に、この人の心はとっくの昔にアルコール漬けになって酸っぱくなっている。
人間は生きるのにまったく必要のないスピンや横転をするものなのだ。豚のほうが清く正しくまっとうに生きている。
のたうち回れ、命の限り。
Unknownさんの書いているものは誰にも真似できない。真似をしたいとも想わないが。
うまくマッチしたら、いい彼女が出来そうな気がするので婚活を頑張って欲しい。目指せヒモ男。