キャラ紹介
【魔王】フォルテ13世
種族:魔人
魔族を束ねる王としては気丈に振舞っている。政治手腕を発揮し、民衆には支持されているが歴代の魔王に比べ戦闘力は無きに等しい。
腕力は普通の子ども並み、まともな武器すら装備出来ない。魔力もあるが微量であり、小さな火花を起こせるほどである。
度々訪れる勇者に対しては常に逃げ腰であり、最初は魔王としての威厳を保とうと努力するがその化けの皮もすぐに剥げる。
元来は誰に対しても分け隔てなく接し、基本的に優しい性格である。自らの側近であるモニカのことを好いているが、思春期のためかなかなか態度に表そうとしない。
【魔神】モニカ
種族:不明
めんどくさがり屋で怠け者、魔王の傍でメイドという肩書で長年仕えているが、その役職に見合った働きは全くしていない。
自由奔放に生活し、わがまま放題の毎日。誰とでも親しく接するがフォルテに対しては想うところがある。アコール・ディオンは苦手。
周りから裏ボスと称されるほど、魔王軍において圧倒的な力を持っている。フォルテより強いのはもちろんのこと、力で魔族を束ねた歴代の魔王よりも強大な力を持つ。
すべての武器を扱うことができるが、戦闘時には主に素手での戦いを好む。魔術を使っていることろは確認されていない。武器と同じで使用しないほうが戦いを楽しめるためである。
【秘書】シンバ
種族:コボルト
グレーかかった短毛種のコボルト。若いながらも魔王の秘書に選ばれるなど優秀な頭脳を持ち合わせている。
元々はアコールの元で内政を学んでいたが、その才能からフォルテに見いだされ共に仕事をするようになった。
性格は誰にでも親しく接し、上司の魔王であろうとも忖度なくズバズバと口を出す。
自慢できるのは嗅覚と聴力のみであり、それを逃走に最大限活用している。
仕方なく戦う場合には戦闘ロボや自作の兵器を使用している。手先も器用であるため魔王軍の技術開発にも協力している。
【参謀】アコール・ディオン
種族:ヴァンパイア
モニカと並ぶ魔王軍最古参の一人、背が高く青白い顔をした細身の男、ヴァンパイアであるが日光が苦手ではない。
長年魔王軍を支えてきた知将。何事にも臆せず、きっぱりとしたその物言いは冷徹であると皆から恐れられている。
フォルテの力を誤認しており、知性と武力ともに最強だと思い込んでいる。フォルテも否定をすると地獄のような訓練が待っているので、あえて訂正していない。
モニカとは仲が悪く、お互い視線を合わせようともしない、しかし、その力のは信頼を置いている。甘いものが大好き。
【魔王軍四天王】ボンゴ
種族:ハーフトロール
豪快な巨人の力とトロールの回復能力を持つ。二つ名は”爆音のボンゴ”些細なことは気にせず、有事の際はいの一番に現場に駆け付け文字通り体を張って防衛にあたる。
自らの命すらいとわず戦いに身を投じ、今のところ何をしても死ぬことはなく、不死身のボンゴとして味方からも恐れられている。
身の丈を優に超える戦斧を軽々と操って戦う。見た目の通りパワーファイターで、魔術は使えない。妻子持ち。
【魔王軍四天王】コト
種族:猿人
身軽で素早く、諜報活動を主に行っている。四天王の二つ名は”無音のコト”。
新人訓練時、モニカに圧倒的な実力差を見せつけられたことにより、彼女に強烈に惹かれ心酔しきっている。
諜報・暗殺に長けるため正面切ってからの戦闘は心もとない。魔術も多少は使えるがあくまで補助だけである。
男を認めておらず、特に同郷で幼馴染でもあるシンバに対しては厳しくあたっている。
【魔王軍見習い】チャイム
種族:エルフ
明るくお調子者、誰であろうと軽いノリで話しかけるエルフ。
日に焼けやすく肌が黒いためダークエルフと間違えられる、容姿は美しく服装と相まって女性と間違えそうになるが男性である。
教育係のアコールに咎められようとも、その態度を改めることはなく、その口の軽さや言動で災いを招くことが多い
弓などの投擲武器が得意、相手が近づく前に射殺す。魔術もそこそこ使える。
魔王の地位と名声、資金を求めフォルテに近づき、できれば側室になろうと日夜その地位を狙っている。
【勇者】ピノア
年齢:16歳
駆け出しのころからフォルテと縁のある勇者の少年。
優しく頼りない様は魔王フォルテであっても手を差し伸べたくなる存在。
段々と力をつけつつも、いまだ世間知らずで数多くの災難にあっている。
【神官】ソステート
年齢:17歳
勇者ピノアの旅の仲間。ピノアの可愛らしさに惹かれ同行を申し出た。
傲慢で口が悪く、ピノア以外の人には容赦なく噛みつく。
ピノアとの二人旅を邪魔するダンバーのことを早く追い出そうと日夜努める。
【賢者】ダンバー
年齢:77歳
勇者ピノア旅の仲間。以前は英雄と称えられた人物、しかし年月と共に頭も体も弱り第一線から退いていた。
ピノアの性格を心配し、まるで孫のようにその成長を見守る。多少過保護なところもある。
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