ハロウィンをきっかけに、不思議な魔法の世界に入り込んだ女の子の物語です。
彼女は驚きつつも、魔法使いの女の子と親しくなりました。
でも魔法界のルールによれば、人間は魔法に関する記憶を消さなければならないみたいです。
ただし、魔法界の信頼を得ることができれば、特別扱いとなるので、彼女は魔法使いの友達と一緒に、一仕事することになりました。
という感じで、ほどほどの使命感と、ショートケーキみたいな甘い手ごたえで進んでいく物語です。
丁寧にゆっくりと物語を進めてくれるので、いまなにが起きているのか理解しやすくて、読者に優しいです。休憩中のお供に最適でしょう。
私としましては、人間の言葉を理解できるリーゼルという犬が最高に好きです。
やはり愛犬には言葉を理解してほしいですよね。