ソルンツェ



眩暈 はげしい眩暈

あなたに憶える感情

眩暈 はげしい眩暈

両腕を伸ばす理由は

眩暈 はげしい眩暈


焼け爛れるため

イカロスのように

わたしはサモトラケのニケ

頭を失っても

この胸はあなたに向かって翔ぶ


眩暈 はげしい眩暈

あなたは遠く離れて

眩暈 はげしい眩暈

それだけを残したの

眩暈 はげしい眩暈


歯軋りするのは

激怒に似ているから

わたしを今すぐ返せと

頭を失っても

この翼が求めて求めて翔ぶ


ソルンツェ

ソルンツェ マヤ

残されたのは眩暈

ソルンツェ

ソルンツェ マヤ

身体は心で焼かれ

ソルンツェ

ソルンツェ マヤ

決して忘れないわ

わたしの太陽



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