第1話 スキル検証 1

「やっぱり避けられてるなー。」 

 まあ当然だな、急に叫んで急に笑い、PKでもしたくなったと大声で言ったらそうなるのは当たり前だ。だが流石に避けられるのは悲しいから、早く次の街に行こう。


 ぼくは人目のつかない路地に入り、インベントリに入っていた初期装備に着替える。


「これが伍長の初期装備か、何て言うか警察の服みたいな軍服だな。」

 伍長の初期装備は灰色の警察の服みたいな軍服だった。


「おおー!いいなこれ、気に入った。」

 武器はボルトアクションライフルだ名前はm 303と言い現実にない銃らしい、弾は五発入る。300発の弾がインベントリに入っていた。早速魔物を撃ちに行こう。


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 着替えたお陰か避けられずにここまで来れた、むしろ敬礼されたりした。それより魔物はいるかな。


 回りを見渡してみると50m先、スライムが3匹プヨプヨ動いていた。


「よし。」

 ぼくは演算を使い、着弾する位置を計算してスライムに狙いを定め、撃った。

 弾がスライムに当たり、スライムがポリゴンを撒き散らし、1発で消えた。ここはゲームっぽい。


[レベルが上がった 1→2]

[スライムの酸を手に入れた]

 もう2匹も直ぐに撃ち無事勝てた


「演算はやはりこう言うスキルだったか。次は千里眼だ」

 気配察知を使い、200mほど先の5匹のウルフの群れを見つけた。

 ぼくは千里眼を使い狙いをを定める。


「スコープを使ってるみたいだな。」

 そして撃った。

 ウルフの首に当たり1撃でポリゴンに変わる。

 ウルフの群れはぼくに気付き、走って来た。ぼくは近くの木に隠れ隠密を使い、木から出る。まだぼくを見失っているが、一度気付かれているから直ぐに見つかるだろう、うん?何でそんなこと分かるかって?勘だよ。とにかく見失っているときに撃ち、更に1匹ポリゴンに変える。ウルフ達に気付かれるがもういい、用意して撃つ。

「あっ!?」

 1匹をポリゴンにしあと2匹、更に用意し撃とうとしたが、弾がもう入ってなかった。スライムに2つウルフに3つ使い、リロードしなくてはならなかったのだ。

「クソ!!」

 なんとか一発弾を込めるが、もう25mほどにまで近づいていた。1匹は後ろに回りこみ、もう1匹は前から来た。ぼくはまず前にいるウルフに撃ち、ポリゴンに変える。そして銃の反作用を利用して後ろにおもいっきり引き、ウルフの顔に当てる。


「おいウルフ、サッカーしようぜ!お前ボールな!」

 そう言い、怯んでるウルフを蹴り飛ばしポリゴンに変える。


[レベルが上がった 2→4]

[ウルフの牙×3 ウルフの皮×2 ウルフの爪×2 ウルフの肉×4を手に入れた]


「いやー、危なかった!リロードを忘れてた、次から気を付けないとな。てかウルフってレベルも素材もうまいな、スライムとは大違いだ、此処等にはこいつらしかいないからウルフを重点的に狙っていこう。」


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 なんとかできたー!

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セカンド ファンタジー ワールド ~軍隊は楽しいな~ コウト @hikouto

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