第6話
真子が続けて説明をしてくれている
「この家は友基様の家なのですが...
あと二人、そして運転手の方が一人...
この家に住んでいるのです。」
....すごい家だなぁ
しかも男だらけで....
あと二人...会うことあるのかな??
「実は、真子さんもここに住んでる人達目的で働いてるとか?」
///////....
真子は顔を赤らめて恥ずかしそうに
うつ向いた
「図星ですかー...」
真子と話をしていると
誰かがやってきた....
なんか凄く睨まれてるような...
気のせいかな?
「真子さん??
何無駄話をしてるんです???」
!!
「すみません...紗也さん!」
紗也さん?....あぁ!
さっきの中にいた人だ...
「はじめまして紗也さん!山神美穂です。
よろしくおねがいしま.....」
「なんで私じゃなくて...こんなガキなのよっ!!!
私許してないわ!早く辞めなさいよ!!!」
!!え!何!?
私なんかしたの??
今日初めて会ったよね?
「.......」
私は何も言い返せなかった。。。
「紗也さん!落ち着いてください。
美穂さん、こちらは東村紗也さんです。
元々友基様の専属メイドでしたの...
そして今は.....」
「これから何か楽しそうなことでも始まるのかい??」
後ろの方から、声がしたので
振り向くとそこには見たことない
男の人が立っていたーー...
!!!「慎也様!...」
紗也が慌てて駆け寄った
見たこと無い顔だな...
「お!君は新人さんかい?はじめまして。俺は
入江 慎也だよ。よろしくね!ところで俺のメイドが
迷惑かけたなら謝るよ?ごめんね...」
あ..
「いえ...そんな...山神美穂です。
よろしくおねがいします...」
「美穂ちゃんね!覚えておくよ...
紗也、何か作ってくれないか?お腹すいたー...」
そう言いながら慎也は部屋から出ていった
慎也を追いかけるように
紗也も出ていった...
「はい!かしこまりました。」
追いかけるときも
紗也の視線を美穂は感じていた....
うーん...
元アイツのメイドだったって言ってたよね??
てかさ、アイツ専属いたんじゃん。
で、慎也という人の専属やってるんだー?
なんで専属変わったんだろう。。。
...ま、いいや
「さぁ!仕事内容をある程度お伝えしましたので
実際に行って行きましょうか?」
えー...
もう???
「はぃ....」ハァ...
「この場所に掃除用具が入っています。
まずは玄関の掃除をしていただきます。ここは
常にキレイな状態を維持してください。ここを通るときは
必ずチェックしてくださいね。」
まじかぁ...
「はぃ...」
掃除苦手...だなぁ...
「それでは後ほど来ますので
それまで掃除よろしくおねがいしますね!」
真子はそのままどこかへと行った...
「はぁ...」
こんな大きくて広い玄関を掃除だなんてさぁ
「はぁ...」
明日、筋肉痛になりそうだなぁ
「はぁ...」
ため息とまらない...
「随分とため息だらけだねー!幸せ逃げちゃうよぉ?」
!?
誰?????
さっきとは
違う男の人....
「あ...のぉ...」
「あぁ僕?...空谷 昇。ここの住人なんだけど...
知らないの??」
...はい。知りません。
って正直に言ってもいいのかな??
ダメだよね?
とりあえず自己紹介しとこー
「すみませんでした!今日から働く、山神美穂です!!」
フッ...
「山神さんか...よろしくね。」ニコッ
....!笑顔が素敵!!!いや可愛いかも!!
いやぁ...なんか///
変な感じ...
「よ、よろしくおねがいします...」
ペコッ
フフフ...
この子カワイイなぁ..
誰かの専属になってるのかな??
僕の専属にでもなってもらおうかな?...
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