第19話 白麻婆豆腐
急に冬らしくなってきたので、今更ながらに防寒具を引っ張り出してきました。
レッグウォーマーやダウンのジレ、裏起毛の靴下などです。
当たり前なのですが、冬だなとしみじみ思います。
豚挽肉を買ったので、久し振りに麻婆豆腐を作ることにしました。
ですが、豆板醤は先日の冷蔵庫掃除で期限切れだったので捨ててしまった後でした。
ですので、今回は白麻婆豆腐を作ります。
用意するものは、豚挽肉、豆腐、ねぎ、生姜、チューブにんにく、輪切り唐辛子、鶏がらスープの素、片栗粉、料理酒です。
豆腐は水切りをしておきます。
ねぎと生姜をみじん切りにして、鍋にオリーブオイルを入れて火を入れる前ににんにくと生姜を入れてから火をつけます。
香りが立ってきたら、豚挽肉を入れて炒めます。
一通り火が通ったら、水と料理酒、鶏がらスープの素を入れて一煮立ちさせます。
その間に豆腐を切ります。
煮立ってきたら豆腐を入れて、ぐつぐつしてきたら水溶き片栗粉を回しかけます。
最後にごま油と輪切り唐辛子を散りばめて出来上がりです。
熱々の豆腐、香ばしいねぎ、食欲を誘うにんにくの香りに、あまりほぐさずに塊にした挽肉の旨味がプラスされて、辛味がなくてもご飯が進みます。
鶏がらスープの素がいい出汁になっているのだと思います。
私はあまり辛いものが得意ではないので、たまにこの料理を出します。
見た目は普通の麻婆豆腐程惹きつけられませんが、地味な見た目でも食べてもらえば美味しさと良さをわかっていただけると思います。
見た目が大事なのは料理に限らず、様々なことで言えることだと思います。
やはり、視覚情報は真っ先にきますから。
それが取っ掛かりになるのなら、一番手っ取り早いからです。
見て、美味しそうかな、どうかな、となって思案している間に、見た目が良ければもう箸をつけてもらえます。
まずはできるだけ第一印象のハードルを低くして試してもらう時間を短縮すること、そしていかにインパクトを残すことができるかだと思います。
そのためにはもちろん、中身が最も重要なのは当然のことです。
見掛け倒しではいくら食いつき良くてもすぐに箸は止まります。
白麻婆豆腐に限らず、色んな場面で言えることですが、ここカクヨムでも同じだと感じます。
小説が一番重要なのですが、やはり読んでもらうためのタイトル付けやタグはキャッチーにした方が関心を惹きつけられます。
押し並べてそうであるとは限りませんが、ですが、できる努力はした方がいいと思います。
なんて偉そうに言っていますが、面倒くさがりなので気が向かなければやらないだろうなと、我が身を棚に上げて嘯いています。
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