第11話 かぼちゃ
ハロウィンはもう終わりましたが、かぼちゃはまだこれからです。
収穫の時期は今頃ということなのですが、かぼちゃは少し寝かせておいた方が甘みを増すとのことです。
今収穫したものは年明けくらいが甘くて食べ頃になるのなら、まだまだかぼちゃを味わう機会があるということですね。
お楽しみはこれからも続きます。
知り合いから白いかぼちゃが送られてきました。
皮も食べられる『雪化粧』という品種だそうです。
家族が煮物を作ってくれたのですが、一口噛むと硬いかな?と思うのですが、支点(下の歯)で固定して力点(上の歯)を柔らかい実の方から入れていくと、さっくりと皮も割れて噛んでいるうちに硬さは気にならなくなります。
どちらかというと、あっさりとした甘さで食感はほくほくしているように思いました。
調理をすれば柔らかいのですが、その前に使いやすいように1/4にカットにする時は本当に大変でした。
包丁の先を皮に突き刺したのですが、いつもならそこまでいけば割と楽に引き下ろして切ることができるのですが、今回のかぼちゃはなかなかそれができませんでした。
格闘すること10分近く。
どうにか四等分にできたのですが、疲れたので野菜用のビニール袋に入れて冷蔵庫へ隠しました。
もうその日はかぼちゃの相手をすることはできなかったので。
4つのうち2つは煮物に、1つはかぼちゃポタージュに、そして残った1つでスプレッドを作ることにしました。
スプレッドに用意するものは、かぼちゃ、素焚糖、蜂蜜、豆乳、バター、レモン汁、塩です。
かぼちゃは皮付きのままレンチンします。
今回は2分ごとに取り出してムラがないように位置を変え、2分2回、3分1回の計7分です。
その間に、耐熱ボウルに素焚糖、蜂蜜、バターを入れます。まだ混ぜません。
かぼちゃに串が通るくらいになったら取り出して、今回は皮を削ぎました。
熱々のうちに先程のボウルに入れてマッシャーで潰し、バター等と混ぜます。
その後、バーブレンダーで更に滑らかにします。
最後に塩とレモン汁を混ぜ込んで、出来上がりです。
スプレッドというよりペーストみたいな仕上がりになりましたが、味は上出来でした。
でも、これはトーストに塗るのは難しいのでディップするしかないかなーなんて思っていたら、豆乳が目の端に映りました。
豆乳を入れ忘れていたために、こんなにしっかりとした仕上がりになっていたのでした。
これからまた混ぜるのは面倒くさいので、家族にはこういうもんだと言っておきました。
※
かぼちゃ : 1/4
素焚糖 : 大さじ3
蜂蜜 : 大さじ1
バター : 30g
レモン汁 : 小さじ1
塩 : ひとつまみ
豆乳 : なめらかさ要員なので、少しずつ加えてお好みの柔らかさになるようにまででいいと思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。