第5話 木綿
乾燥する季節になってきました。
朝起きると、喉がいがらっぽいし、踵がささくれ立ってきました。
じめじめするのも嫌なのですが、カラカラに乾燥するのも苦手です。
加湿器があることはあるのですが、一度使うと手入れが大変なのでここ数年出していません。
面倒くさがりなのに何で買っちゃったんだろう、と後悔している家電の一つです。
空気が乾燥するとよく起こるのが、静電気です。
不意打ちでくるから余計にダメージが大きいんですよね。
化繊の服を着ていると発生率は上がります。
フリースなんかを着て金属のドアノブなど触ってしまったら発生率は更に上がります。
なので私は服を買う時の基準として、できるだけ綿や絹のものを選ぶようにしています。
それでも静電気は起きますが、化繊を着ている時よりは発生率は下がる気がするからです。
できれば綿100%がいいです。
肌触りのいいフランネルのものなら、ごわつきもあまりなく、しかも他の綿ものより暖かいのでこの昼夜の寒暖差のある時期には重宝します。
ですが、ストレッチ性はほぼなくなります。
織り方によっては多少は出せると思いますが、可動域は小さいです。
おまけに保温性を重要視して密度のあるものを選ぶと重いです。
着ている時もそうですが、洗濯して水分を吸うととずっしりときます。
それに比べて化繊は軽いし柔軟性もあります。そして保温機能も高いので、やはり寒い時期にはこちらの方が機能的だと思います。
肌触りも綿より滑らかだし、寒い時の洗濯でも早く乾くので衛生的です。
ですが、やっぱり私は綿が好きです。
ストレッチがきかなくても、重くても、冬場は触ると冷たいけど、綿というだけで何だかよくわかりませんが安心します。
部屋着でも、ジャージの方が利便がある(ワンマイルくらいの外出可)のですが、着続けることを考えるとスウェット上下(外出不可)の方を選びます。
たまにスウェットでコンビニに買い物している強者もいますが、私は世間の目が気になり、その域に達することができない軟弱者です。
すべてのものを綿100%にすることはできません。
ババシャツ……いえ、アンダーシャツなどは薄く暖かくが最適なので、どうしても化繊混でないと服選びが大変になります。
そういう時は、多少のダボつき感はありますができるだけ綿の多いものを選びます。
どうしても都合が悪い時は化繊100%のものにしますが、用が済んだら速攻綿に着替えます。
着替えたら、やっぱり綿よねと人心地つきます。
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