10月18日 プロローグは読まれないのか

 以前も書いたかもしれないんですが、私はプロローグ好きなんですよね。

 完結したあと、作者が何故あのシーンをプロローグにしたか考えるのが好きで。

 元々、伏線とかもわかりやすいものより、何度も読んで気づくくらいのがいい。

「ああ、これがあれに繋がってたのかぁ」と発見したときの喜びとかたまんないです。



 ただ、Web小説に関してはそんな人は稀ですよね。

 そもそも何度も読むどころか隙間時間に読むのが前提。

 振り返って読み直すことはほとんどない。

 面白くないと感じた時点でブラバされる。

 伏線はわかりやすく、読者が忘れないうちに回収する。

 1話目に設定説明をしすぎない。

 1話目から主人公を魅せる。


 っていうのが1話目を書くうえで重要かなと思われますし、実際にランキング上位者の方は1話目から飛ばしてます。

 そう考えるとプロローグが読まれないと言うより、いかに1話目に主人公のキャラだてできるかなんじゃないでしょうか。


 それが難しいんだけどね。



 で、今回のカクヨムコン9では懲りずに思いっきりプロローグ入れたんです。

 3話くらいまで書いて、めっちゃ面白いじゃんと自画自賛してたんですが繰り返し読み直すうちに、どこが面白いのかわからなくなってきた。


 プロローグは主人公の秘密の暴露から始めたんです。

 ほらほら、興味深いでしょ?

 続き読みたいよねって。

 でもこれって初めからネタバレじやね?

 もうすでにあらすじでネタバレしてるのにさらに核心に迫ったらこの先読み進めてもらえるのか?

 なんて疑問が出てきて、プロローグはボツに。やっぱり秘密の暴露はもう少し後にしよう。


 テンプレ通り異世界ものなので、前世をチラ見せ異世界で目覚めてあたふたするところを書いたんですが、これもイマイチありきたり過ぎ。キャラが普通すぎて説明が長すぎるかも。


 結局もう一度書き直して、溺愛から始めてみました。

 なんといっても今回のテーマが溺愛ですから。みなさん初めからラブラブでくるんじゃないかと思いまして。

 ただ、溺愛。読むのは好きですが書くのは苦手なんです。

 今までも何度か溺愛チャレンジしてるんですが、振り切れてなくて。

 書いてて恥ずかしくなってくるんですよ。


 でも今回こそは溺愛書いて見せます。


 って感じで、このエッセイ始めたときは6千字くらいだったんんですが、全然進まなくてやっと8千字に届きました。

 間に合うのかこれで?









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