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脳内チェンジ！「今日の“なんだかな～”」

このチャンネルは「働く皆さん」のお悩み解決をサポートしています。

皆さんは普段自分の“ なんだかな～ ”っていう悩みを誰に打ち明けてますか？お友達？それとも職場の同僚？はたまた心理カウンセラー？

いえいえ、皆さんの一番身近な相談相手は実は「自分自身」なんです。当たり前といえば当たり前ですけどね。ところが普段からこの「自分自身」と上手く付き合えていないととんでもないミスリードを受けてしまうかも知れません。しかも２４時間・３６５日の「無意識」レベルで。

この『脳内チェンジ！』シリーズを視聴して頂くと、そんな「もう一人の自分」との付き合い方と、今日から使える脳内会話＝「セルフトーク」を分かりやすく、そして最新心理学の根拠を交えて理解することができます。

さあ、それでは皆さんの「明日の“フロー（夢中）”ライフ」を目指して、一緒に「脳内チェンジ！」をスタートしましょう。

お帰りなさい。皆さん、今日もお疲れ様でした。

公認心理師／キャリアアドバイザーのＡ太郎です。

今回はＫＩさん（男性・３９歳）からのご相談。

「自分は田舎で兼業農家をしている３０代男子です。Ｕターン組でそろそろ結婚を、と思って親戚の伝手を頼ったりオンライン婚活を利用したりしていますが、なかなか『この人となら』という相手と出会えません。元々自分も内向的で、要は農家の跡取りなので引きは少ないとは覚悟していたのですが、それでもこの現実には驚いています。こんな事なら実家に戻ってくる前に結婚しておけば良かったと思いますが、その頃は仕事が楽しくてあまりそんな気持ちになれませんでした。今後の事を考えると時々夜も眠れません。良いアドバイスをお願いします」

ＫＩさん、いつもご視聴有難うございます。

それでは先ず問題ポイントの抽出から始めましょう。

「抽出ターイム」！！！

『３９歳・兼業農家婚活で引きがなくて “なんだかな～” 』

今ＫＩさんの脳内会話はこんな感じでしょうか。さあ、それでは皆さんも一緒に考えてみましょう。

確かに一般的な婚活における「男性側条件」としては幾つか難しいものが在るようですね。「４０歳目前」「跡取り農家」「内向的」辺りでしょうか。もちろんＫＩさんもこれらを理解されているからこそ今回のご相談をお寄せ下さったのだと思います。

それでは一体どうすれば良いのでしょうか？

ではここで脳内チェンジと参りましょう。

「脳内チェーンジ」！

『　客作りをしよう！　』

今回は極めてシンプルになりました。私がＫＩさんの相談フレーズで印象的だったのは「引き」という単語です。確かに婚活はどれだけの女性に自分について興味を持ってもらえるか、から始まります。ＫＩさんは先ずこの最初の段階で悩まれているのだと思います。「引き」があるかないか。ＫＩさんのその問いにはその前提としての質問が存在するはずです。つまり「引き」を生み出す工夫・挑戦を行っているか、と云うことです。

残念ながら今回の相談内容にはその辺のところが書かれていません。親戚の伝手とオンライン婚活の２点だけですね。しかしこれはあくまで支援リソースです。やはりそれをどう活かすかのＫＩさん自身の戦略がないと目的に近づくことはできません。

僭越ながら一つアイデアを申し上げたいと思います。ＫＩさん、是非ユーチューブ動画を作って実際アップしてみて下さい。テーマはご自身の『田舎暮らし／スローライフ』について。それも二種類の動画を。一つ目は自分の日常を日記のようにまとめた５～１０分程度のもの。そしてもう一つは『田舎暮らし／スローライフ』に興味ある女子に向けてのＰＲ動画を。動画素材は同じでも構いません。魚料理に例えると一つ目は「取り立ての刺身」。もう一つは「家庭料理の煮付け」です。もし出来上がったら私までＵＲＬをお知らせ下さい。

今回のケースでは３つの戦術が必要だと私は考えます。

① 客層の絞り込みをする

② その客が知って、喜んでもらう工夫をする

③ そもそも「何故結婚したいのか？」、自分の価値観をもう一度問い直し、自身のモチベーションを維持する

先ほどの動画のアイデアはこの３つ全てをクリアする手段です。「お刺身」動画で③自分の価値観の問い直し、「お煮付け」動画で①②好きそうな客に味見してもらうことです。是非試してみて下さい。

それでは【今日の言いかえポイント】のコーナーです。テーマは「意識性」と「愛・勇気・楽しむ」の方向性です。まず後者から。「愛・勇気・楽しむ」の愛は「相手／客」を意識して、ということです。ＫＩさんは３９歳、相手の想定年齢をどう設定されているのか。現実的に２０代はアウト、３０代半ば以降が妥当でしょう。そして先ほども申し上げた「好きそうな客」、つまり『田舎暮らし／スローライフ』に興味のある女性、ということですね。その絞り込んだ客層に「意識性」を発揮して、かつポイントを押さえた（例：田舎暮らしのマル秘情報やお得情報、或いは案外知られていない厳しい現実など）分かりやすい手段（情報提供）から実行する。そして期限を設定する。半年が丁度良い目途だと思いますね。

今回はかなり具体的なアドバイスをお伝えしました。このチャンネルでお伝えしたい事の中に「幸福論は“使える”ものでなくてはならない」というものがあります。「幸福」とは人をより良く成長させ、もちろん周囲の者まで明るくします。その為に必要なのは「楽しみながら、日々の生活に立ち向かう」ということ。ＫＩさんは実際既にそう為さっている。だからこそより積極的に「トライアル＆エラー」を積み重ねましょう。突破口は必ずあります。そしてその意気込みが未来のパートナーの支えとなり得る「底力」へと繋がっていくのです。皆さんはどう感じられましたか？

それではまたこのチャンネルでお会いしましょう。

おやすみなさい。