第434話 物件を改装
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無事にギルドで物件を買うことができた。
「ご購入ありがとうございます」
ギルド職員はいわくつき物件が売れて嬉しそうだ。
秘密裏に、いわくを解決してから買ったんだけどね。
チマ「これで演劇場を作れる」
秘書ズ
「これでもっと町が発展します」
「わたしも出演します。確実に」
「演劇場を作ってわたしたちだけが出演するんですか?」
ムージさんが何の気なしにつぶやいた。
そういわれればそうだ、主演者が自分たちだけだった。
ヘイ「演者を募集しましょう」
ケブ「なるほどな。募集して役者を育てるのか」
ノモ「それはいいな」
モブ「「「悪役を募集するっす」」」
ブン「役者が多ければ演劇が盛り上がりますね」
ミマ「ぼしゅうしよう」
ルフダンワ亭で演劇を見せたので町中に噂が流れている。
自分たちも役者になれると分かったらきっと応募があるはずだ。
ヘイ「まずは改修しましょう。内装がボロボロになってますから」
「わたしの魔法で燃やしちゃいました」
「わたしのスキルで壁をキズだらけにしちゃいました」
秘書ズ2人が反省している。
お化けが出たら焦ってしまうのは仕方ない。
ケブヤやノモコも青くなってたからね。
褒賞金を使って建物の改装を頼むことにした。
「てやんでい 町長屋敷に小屋を作ったと思ったら 今度はデカイ建物の改装かい てやんでい」
「てやんでぃ」が口癖の最果ての町一番の棟梁「大工のクイダ」さんにお願いした。
はちまきをして鬼の角のように五寸釘をまちまきにはさんでいる。
両耳の上にも釘をはさんでいる。
「演劇場にしたいんです。お願いします」
「あの噂の演劇場かい てやんでい 任せておけってんだ てやんでい」
「てやんでぃ やろうども 7日で改装するぞ てやんでぃ」
「「「がってん 了解っす親方」」」
トンカン トンカン
トンカン トンカン
クイダさんたち大工軍団が改装してくれてる。
演劇場が完成してから演者募集をすることにした。
・・・・・・・・・
演劇場の改装をしている間に
今日は村の畑を手伝う。
俺も麦わら帽子をかぶり、ガーリ村長がトラクターで畑を耕すところを見せてもらっている。
久々に村で のんびりタイムだ。
「わしのトラクターは早くなりましたじゃ びゅ~~ん ですじゃ」
練度が上がったトラクタースキルはすごいもので高速で畑を耕している。
まさに びゅ~~ん って感じだ。
地球の作物の種も渡して大根、人参、豆、トマト、ほうれん草などいろいろな野菜を作りはじめた。
村長が耕しまくるので農耕地が広がりまくってとんでもない広さになっていた。
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