第433話 お化けの願い2
仕方ないのでシャギョトモさんのところで唐揚げを買ってきてお供えした。
お供えすると 唐揚げはスーッと消えた。
お化けが満足そうな顔をしている。
「これで成仏してくれ」
「ウラウラ メシメシ ヤーヤー」
ワイコに翻訳してもらうと
今度は野菜が食べたいという。
生野菜のサラダでいいか聞いてもらうと
「んな生の野菜なんざ食いたくねー いかした野菜料理が食いてー」
と言ってるとのこと。
このお化け はっ倒したくなるね。
仕方ないのでナウイデマナミで天ぷらを買ってきてお供えした。
お供えすると 天ぷらはスーッと消えた。
お化けが満足そうな顔をしている。
「今度こそ成仏してくれ」
「ウラウラ メシメシ ヤーヤー」
ワイコに翻訳してもらうと
今度は甘いものが食べたいという。
お化けのくせに何なんだよ。
ふわふわパンでいいか聞いてもらうと
「それもわるくねーが ホットケーキが食いてー」
と言ってるとのこと。
お化けなのに美食家かよ。
仕方ないのでミマファズにホットケーキを焼いてもらってお供えした。
お供えすると ホットケーキはスーッと消えた。
お化けが満足そうな顔をしている。
「もうじゅうぶんだろ 成仏してくれ」
「ウラウラ メシメシ ヤーヤー」
お化けはスーッと消えていった。
「ぎゃーぎゃー」
ワイコが何か言っているので町長に翻訳してもらうと
「もてなしてくれてありがとう 思い残すことはない」
と言っていたとのこと。
チマ「yesだ。成仏してくれ」
こうしてお化けを成仏させ、いわくつき物件を攻略した。
かに見えた・・・
正式に購入するためギルドに向かう途中
ケブ「あ、あねご背中に何かいるぞ」
ノモ「建物にいたお化けだ」
モブ「「「あねごがとりつかれたっす」」」
ブン「でも雰囲気が違います」
ミマ「こわくないね」
ドイ「チマキちゃんもろとも焼き払いましょう!ファイヤーア──」
チマ「まて~い もろともってなんだ!お化けに話しを聞くからちょっと待て」
ドイーメさんは火魔法を作り出しいつでも打ち出せるように用意している。
チマキ町長はお化けと話をしている。
あれ?なんで話せるんだ?
「ふむふむ なるほど。わたしがテイムしていたようだ」
「「「ええー!」」」
--------話は少しさかのぼる
「ぎゃーぎゃー」
ワイコが何か言っているので町長に翻訳してもらうと
「もてなしてくれてありがとう 思い残すことはない」
と言っていたとのこと。
チマキ町長の目の前には
(レイス(お化け)をテイムしますか yes no と出ている)
チマ「yesだ。成仏してくれ」
何も考えずyesと選択してテイムしていた。
--------
お化けはレイスというゴースト系の魔物だった。
レイスは建物からは離れたが町長屋敷の冷蔵小屋が気に入り、そこに居つくのだった。
「ウラメシヤー (キンキンに冷えてやがるぜ!ここ(冷蔵小屋)は最高だぜ!」
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