第413話 地球 小股ズ カタ道 フットサル5




「へいさくが初戦突破したぞ 2回戦がんばれー」

「お兄ちゃんたちなら勝てるよー お嬢が応援するからね」


親父と妹が盛り上がっている。



「お嬢が応援してくれてるぜ」

「お嬢のためにも頑張っす」

「2回戦も勝ちやしょう」

「ゴールは任せてくださいな」


小股ズも盛り上がってきた。






2回戦 へいさく親分とゆかいな仲間たちvsそば屋フットサルチーム




「いくぜ そばつゆコンビネーション」

そば夫とそば太のフットワークドリブルで一瞬でゴール前に上がられた。


「すごいな」

「抜かれちまったぜ」

「そばやのせがれは素早いぞ」

「すげーフットワークだ」

俺と小股ズ3人はあっさりと抜かれてしまった。



そして、そば吉にパスが渡った。


「くらえ!盛りそば次男坊シュート!」


一瞬、次男坊が盛りのそばを出前する姿が見えるシュートを打たれた。


しかし・・・












「名キーパーこなかが止めてやる とりゃー」


パシッ!


こなかがシュートをとめた。


「俺のシュートがとめられた!」

次男そば吉が驚く。


「反撃だ」

こなかは三下にパスを出した。



「いくぜ!俺も活躍するぞ」

三下がドリブルで攻める。



「ボールを奪つてやる! 食らえ!そばやのせがれタックル」

そば夫が そばの出前で鍛えた強烈なタックルで襲い掛かった。



しかし・・・










「じゃまだ どけ!」


ドガ! 


「うわー」


三下の暗殺ドリブルは、そばやのせがれタックルを吹き飛ばした。


「そばやで鍛えた俺のタックルが負けるなんて」

そば夫が悔しさをにじませた。



「親分たのんます」

三下からヘイサクにパスが渡った。


「タイガースショット!」

ヘイサクの強烈なシュートがさく裂。



「決まったゴール!先制点はヘイゆかチームだー!シェケラベイベー」




1-0




「くそ!点を取り返す。いくぞ」

そば夫とそば太は、そばつゆコンビネーションでゴール前に上がろうとした。



そのとき!・・・














「瞬殺パスカット!」

アズマが一瞬のスキをついてボールを奪った。


そば夫「しまった、ボールを取られた」



「親分まかせた」

アズマが俺にパスする。


「タイガースショット」

俺は自分チームのゴール前でパスをもらい、そのままシュートした。





2-0




「連続で ヘイゆかチーム ゴールだ!シェケラベイベー わたくし司会の穴雲佐ね」



「そ、そんなー 自分チームのゴール前からシュートを決めるなんて」

「しかも、時速160キロくらい出てるんじゃないか」

「あんなの反応できないよ」

そばやのせがれたちが驚愕している。



その後 なんやかんやで・・・



10-0で圧勝した。






・・・・





準決勝 



暑苦(あつくる)ブラザーチーム

暑苦むさお

暑苦もさお

他3人


「暑苦しくて有名な兄弟コンビのチームじゃ。あの2人は、スカイラブリーハリケーソ(空が好きなシュート)、暑苦ブラザードリブル(兄弟コンビのドリブル)

と技を持っておる。今までの相手とは一味違うから注意するのじゃ。思い通りにいかんからと反則するんじゃないぞい。カタギ修行だということをわすれるでないぞ!」

玄智監督がアドバイスを送る。


「「「「わかってるぜ(ますぜ)大親分」」」」





暑苦むさお スカイラブリーハリケーソ 暑苦ブラザードリブル

暑苦もさお スカイラブリーハリケーソ 暑苦ブラザードリブル


じいちゃんのアドバイスによると暑苦兄弟は二人とも同じわざを持ってるということね。


どっちも警戒しないといけないのか。

これは強敵だ。





「シェケラベイベー。 準決勝 暑苦ブラザーチーム vs ヘイサク親分とゆかいな仲間たちチームの戦いです 暑苦ブラザーは前回大会の準優勝 今大会でも優勝候補の一角です どんな試合になるか楽しみです レッツ!シェケラベイベー!」

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