第75話 仲良しの店番

第75話





デカマッシュ(ケブヤ)とミマファズ(ミマファ親子)の店番


店のらくがき、殺し屋、ノモコの件と忙しかったが やっと落ち着いた。



デカマッシュメイドはすぐにルフダンワに現れた。


ヘイサクは今日は北東の森にいっている。


デカマッシュは店主が留守のときの用心棒だ。



お客さんがきた。


「いらっしゃいませ~」

「いらっしゃ~い」

ブンセさんとミマファが接客する。



「こんちわ ブンちゃんミマちゃん」

ギルド裏にこいや のパーティーがルフワンダ亭に食べにきた。



「ギルド裏さん いらっしゃい」

「いつものやつだね」



「うんうん」

「いつものやつ頼むね」

「ルフダンワはおちつくな~」

「ブンちゃんとミマちゃんをみると落ち着くね」


ギルド裏たちはルフダンワの超お得意さんになっていた。



「おう ギル裏じゃねーか」


「でたなデカマッシュ」

「あんたも不思議と和むようになったよ」」

「なれって怖いもんだな」

「最初のころは殺されるかとおもったぜ」


ギル裏は顔なじみの冒険者なのでケブヤのことは知っている。


「だっはっは。デカマッシュメイドの格好にも慣れたぜ。まだ本気でおそれてるやつもいるけどな」


「そういえば 昨日ゴブリンが街道に出たんだってな」

「そういえば言ってたな」

「町民が襲われそうになったってな」

「ゴブリンは弱いけど数が増えるとやっかいだからな」


「ゴブリンは繁殖するのが早いからな ミマちゃんもおそわれたんだろ?」

「しばらく前に森のほうだったけど  おにーさんに助けてもらったよ」


「ギル裏、ギルドに報告しといてくれ」


「わかった」


「おまちどうさま」

「おまちどうさまです」

ブンセさんとミマファがいつも注文する品物を4人分持ってきた。

カレー2人前とシチュー2人前。


「うめー」

「カレーさいこうだな」


「うめーな」

「シチューさいこうだな」


「「カレーがさいこうだ」」

「「シチューがさいこうだ」」


「なんだと」「やるか!」


「どっちが最高にうまいか勝負だ!」


「上等だ!」


「「ちょっとギルド裏に「ダメダメちゃんと食べてからにしてね!」・・・」」


ミマファが注意すると


「「「「「はーい」」」」


ミマファの一言でギル裏はギルド裏にいかずに仲良く食べるのだった。


「ナイス ミマちゃん!」

ケブヤが親指を立てる


「ミマファはお店に向いてるわね」

ブンセさんがミマファの頭をなでる。


「えへへ」

照れるミマファ。



出会った当初は

「うぎゃー 極悪人が・・・」

「どうか!娘だけは食べな・・・」

と大騒動だったけど 今はミマファズとデカマッシュメイドは仲良しになっていた。





「俺のおごりでホールケーキをみんなで食べるか!」

デカマッシュが言うと


「いいですね!」「食べたい!」


「「「「俺たちもいただくぜ!」」」」



ゴブリンが気になるけど。

でも、大丈夫だろう。



ルフダンワ亭は にぎやかだった。



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