第8話 買出しして村へ

第8話



ワンコインショップで


「ステンレスボール」「ステン包丁」「ビー玉」「拡大ルーペ」「ガラスコップ」


などを買った。




翌日、大きいリュックにつめて異世界にいく。


Lv15になったのでスライムやゴブリンは余裕だ。




村に着くと


「おにいさん。早かったね。すぐ来てくれたんだね」


ミマファが笑顔で駆け寄ってくる。



「え?5か月くらいたってない?」


異世界の1日は地球の10分のはずだから1時間(60分)で6日。


ということは地球に24時間いたんだから24時間x6日=144日。


144日たってるはずだけど。


「まだ2時間ちょっとしかたってないよ」


村からトビラまで往復で2時間くらいだから

もしかして地球の1日も異世界では10分なのか。



異世界の1日が地球時間で10分

地球の1日が異世界でも10分?



指輪の力が関係してるのかも知れない。

ずっとつけたままだったし。



異界のトビラを境に


異世界にいる間は地球の時間がゆっくりになり

地球にいる間は異世界の時間がゆっくりになる?


そんな感じ?


今度は異世界にスマホとソーラー腕時計を持ってこよう。


時間の流れをスマホと時計で確認すればわかるだろう。



1日が10分くらいだからこっちの時間だとあっとゆう間に戻ってきた感じになるのか。


「そうだった。ちょっとボケてたよ。時間かかるかと思ったんだけど早くこれたんだ」


「そうだったんだ。半日もたってないもんね。うれしよ」



村からトビラまで往復で2時間くらいだもんな。



「レベルが上がると力がみなぎるね」

「レベルってなに?」


「魔物を倒すとあがるだろ?身体能力みたいなやつ」

「そんなの始めて聞いたよ」


「え?そうなの?」

「うん スキルの段階が上がって強くなっていくのは知ってるけど わたしたちはスキルがないから」


この世界にレベルはないのかな?


ということは俺だけレベルがあるのか。


スキルを覚えられない代わりがレベルなのかも。

それとも異界人だからか?



「スキルについて知ってる範囲で教えて」と聞くと


スキルは簡単に覚えることは出来なくて貴重な存在。

この村にスキル持ちはいない。

王族や貴族はスキルを持っていて庶民でスキル持ちは少ない。

スキルは成長して強くなっていく。


ということみたいだ。



「なるほど」


レベルやスキルについて考えていると



「荷物いっぱいだね。」


「そうだ、作物が育ちにくい土地って言ってたから、そうゆうところでも育つ作物を持ってきたんだよ」





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