第4話



「これから第184回入学式を始めます」


遂に始まったか....入学式

色んな事が起きたが

無事に此処まで来れた


20番目の列に僕は並んで聴いて居る


「次に校長先生のお話です」


この学校の校長は

生徒が選ぶ事ができる

そのため

若者などが校長になったりする

今年の校長は

本田 惟喬

21歳

本田財閥を若くして会長になるほどの

実力を持つ


本田財閥は

まぁ

先日に訪れたな(ミッション)


こうして

終わりそうで終わらない

中身がありそうに見えて無い

そんな話を

20分くらい立って聴いた

周りの生徒は足が震えて居る程疲れて居る様子が見れる

僕も少し疲れた

組織に訓練されて居るのに...これかぁ

僕もまだまだだな


「続いて学年の代表として1年A組の夜桜さんお願いします」


確かこの学校には

受験で1番の成績を出した者が

学年を代表として

演説をするんだっけ

まさか....それが

あいつ(探偵 夜桜)なんて


「この学校に入った理由はある人を捕まえるためです!」


えっ捕まえる....まさか僕じゃないよな?


突然の内容により

周りがざわつき始めた


「この学園には色々な事を深く学ぶことが出来ます」


最初に発言した言葉以外はまともで

聞きやすかった

少なくとも校長よりかは断然良かった


「これで入学式を終わります...各クラスの教室へ向かって下さい」


入学式が終わり

そのまま

列を崩さずに

革靴を持って

第三体育館から出た

第三体育館から800m離れた

第二校舎へと向かった

ほとんどの生徒は友達らしき者を作った


まぁぼっ僕だって..くっ邦隆と仲良いし

別に

羨ましくは無いし


夜桜(探偵)と途中に合流した

皆んなは夜桜(探偵)に質問攻めしていた

あまり関わらないで置こう...

それがいい

探偵を甘く見てはならない

すぐバレるから

まぁ過去にバレた経験があるから...アメリカで


最新設備が充実して居る第二校舎に着き

革靴を指紋認証式ロッカーに

入れて(元から設定してある)


4階にあるA組の教室に入った

中はテレビが置いてあったり

スクリーンなどの設備もあったり

凄いなぁ

外の指紋認証式ロッカーに荷物を入れ

指紋認証を設定軽く済ませた


そのまま先生が来るまで自由時間になる


まぁ

クラスの端っこの席で

本を読むだけなんだけどね


隣の席の人って誰...だろう


猫のキーホルダーを付けた鞄...

嘘だろ

夜桜(探偵)!?

あぁ

終わった


関わらないようにしようと思ったのに

神よ..恨むぞ!


「あっ高橋さん...隣だったのですね!よろしくお願いします」

「よっよ夜桜さん...よっよよよろしく...おね..お願い..しっします」

「気軽に紅葉と呼んでください」

「もっもも紅葉さんよっよろしくお願いします」

「よろしくね隼士さん」

「あっあっああぁあ」


無理無理

あぁああこんなの無理だ

あんまりだ

平和な学園生活がぁああ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る