第3話
何とか入学式の10分前に
第3体育館に着くことができた
この学校には
受験に受けたテストの結果によって
クラスが変わる
A組は特選クラスと言い
受験で8割取ったら入れる
まぁ
このクラスには
国の中心人物の子供が多く居るため
組織の使命によって
僕はこのクラスに通う事になるけど
まぁ不正で入ったけど...
その他に
BからDのクラスは
特性クラスと言い
特定の能力に長けて居る人が入るクラスで
邦隆はこのクラスに入っている
別に知力などが優れて居るとかは無い
最後に
EからGのクラスは
一般クラスと言い
特に能力が長けて居るとかが無い人が入る所
地力に関しては
特性クラスと同じだ
第3体育館の中に入った
そこら辺の体育館の3倍くらい広い...
なんか凄い最新設備も使われて居るし
そのまま近くにある下駄箱に革靴入れて
校内靴を履いた
そろそろ時間じゃ無いか?
シナリオをもう一度見直した
第3体育館の裏口にて集合....
あっ
まずい
下駄箱から自分の革靴を取り
そのまま
外に出て
200mを本気で走った
だいたい16秒掛かった
組織の中ではまぁまぁ早い方だからな
「何組かね?」
「あっえっえーと...A組です」
「おぉ!特選クラスか!中に入って...もう靴も変えてるから...右にある列に並びなさい」
「ありがとうございます...先生」
裏口の前に居た先生に指示された場所へ向かった
そこには20人くらいの生徒が並んでいた
ニュースなどで見たことある顔が多くいる
その列に僕は並んだ
「お前も特選クラスか?」
「えっまぁ」
「君の親はどんな人?」
「えっ普通の....家庭」
「そんなわけ無いじゃん..‥このクラスを何だと思ってるんだ!違うクラスだろ!一般クラスが」
「やめなよ..陸斗」
僕の前に並んで僕を罵倒していたのは
法務副大臣の息子
黒和泉 陸斗
気が荒く
あまり友達が居ない
まぁ
一応彼に
合格証明書を見せるか
裏で入手した奴だけど
「ほっほらよ」
「何だよ下民...本当に...特選クラス...嘘だろ」
「わっわわかったか」
「あぁ...運が良かったな」
「陸斗..貴方なら分かるでしょ運だけじゃ入れないと」
「...」
黒和泉を注意?して居るのは
法務副大臣の娘の
佐藤 有紗
法律などに詳しい...
陸斗と友達である
「えっ夜桜様!?」
「この学校に入学した噂って本当だったなんて!」
「嘘でしょ....お目にかかれて光栄ですぅ」
第3体育館の入り口から
入ってきた1人の女子
身長165cm
黒髪ちょっとロング
物凄い綺麗な人だなぁ
ん?
何処かでつい最近見たような...
あっあぁああああ
探偵のーーーッ!
えぇええ
「あっ...あぁ..終わった」
彼女が僕の後ろに並んだ
特選クラスなのかぁ
同じクラスってあぁ
そんなの組織のシナリオには無かったぞ!
「あなた..何処かで見たような」
「あいつーーーッ夜桜様から話掛かった!」
「落ち着いて陸斗」
「あっえっいっいっ..いやぁ気のせいじゃ無いすかねぇ」
「そう...悪かったわ」
セーフ
めっちゃセーフ
バレたら死んでたぁ
ふぅ
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