28話 パチンカスはなめるな

「麻木様、行ってしまいましたね」

「あぁ行ってしまったね」

大きなアビスを見て、麻木とラナの目は点になっている。その穴はどこまでも深く、底は見えなかった。


「私達はどうします?あいつは作戦続行してくれとか言ってましたけど」

とりあえずこうして穴を眺めているだけじゃ何も始まらないとラナがその金髪を耳にかけて口を開ける。

「うーん、本当ならクイックリンパサーの本拠地を叩いて被害を出さずに本体を叩くつもりだったんだけど、それができないとなると、やっぱり当初の作戦通り手当たり次第に地上に出たクイックリンパサーの分裂体を倒さないとね」

「了解です」


麻木の能力は能力名ほど便利なものではない、他人の願いを叶えるというチート級の能力ではあるがその反面寿命が縮むという大きなデメリットも抱えている。さらにそのデメリットの量もなかなか厳しく、例えばこの状況でラナが”クイックリンパサーの分裂体をすべて破壊したい”などと願えばその願いが果たされる前に麻木の寿命が尽きるだろう。


寿命は前払い制なのである。願いを叶えるために麻木の能力は麻木の寿命を吸い続ける、その量は願いの規模と同じ願いを持っている人数によって変わる。


しかし、もし麻木の寿命が尽きた後でも、願いの代償の分を払いきることができなかったのなら………、その先はまだ誰も知らない。


まぁとどのつまりハイリスクハイリターンの能力なのである。


「私はここで少し休憩を入れたいから、この椅子にでも座って待っているよ」

白髪が増えてきた髪をかきあげ、椅子の所在を何回も確認しながらゆっくりと腰を預ける。「ふぅー」と肩から空気を抜くようにだらしなく息を吐いた。


「ならば私もここにいます」

「だめだよ、ラナは貴重な戦力だ、その能力を使って多くの人を救ってあげなさい」

「嫌です、私はここにいます」

「え、ちょっ」

ラナは無理やり尻を使って麻木のことを端においやり自分の座り場所を作り、麻木と密着しながら座る。


きしっと安価なパイプ椅子が軋む。


ラナの腕の体温が麻木の胸に


(今まで自分の言う事を素直に受け取ってきたラナからの始めての反抗………いや違うはじめてではない、以前好きなドーナッツを言い合ったときにポンデリング以外ありえないと反抗してきたな、ほんとあのときは大変だった)


って違う、今それは関係ないだろう。


麻木は顔を横に振り、思考を取り戻す。


麻木は久しぶりのラナの反抗にこの状況も相まって戸惑っていた。焦りからかキャラに似合わず声が上ずる。


「どうしたんだいラナ?」

「私、このまま麻木様を置いていったら麻木様がいなくなっちゃうんじゃないかって、そんな気がしてしまうのです」

ラナの滑らかな指先が麻木の胸を伝う。優しく撫でられただけかと思えば今度は力強く麻木の胸を叩いた、どんっと体が揺れる。


ラナの顔は麻木からは頭に隠れて見えなかったが、お腹のあたりがやけに湿っているのを感じた。


「そうか、私を気にかけてくれるんだね」

「当たり前です!麻木様は!麻木様、は………な、んで」

「ありがとうラナ、けど今は少しだけ眠ってくれ」

ちくりとした注射器に刺されたような痛みと共にラナの意識は刈り取られていく、ふらつく視界の中まるで仏のように微笑んでいる麻木の姿をラナは見た。


(どうか、どうか死なない、でくだ、さ、い)

意識が落ちるその寸前の抵抗か、ラナは麻木の胸のあたりの布を強く握った。絶対に離さないと、遠くには行かせないと、それはたとえ微かな力だとしても、その抵抗は立ち上がろうとしていた麻木の動きを止めた。


一瞬の間、時間にして1秒にも満たないような時間であった、その短い時間の中、麻木は見た先ほど、つい10分ほど前に開けられたアビスからの帰還者が、プロの野球選手が投げる球をはるかにしのぐスピードでアビスを抜け、天井を突き抜けていった。


「あがっ」

麻木は革命軍の長であり数々の異常な人物を見てきた。だがその麻木をして飛び出してきたそのアビスからの帰還者の風貌はおよそ人とは思えない様相をしていた。


というかあれは人というより塊だ、人を使った泥団子のようなものが宙に放り投げられていた。


「クッソ!貴様はなぜこうも私の予想を超えるのだ!あの時とは比べ物にならないほど強く………」

「ひゃっはっー!!!!!」

その陽気な叫び声と共に泥団子は破裂した。破裂したその泥団子を形成していた人間は液体となり果てびちゃっと麻木の頬に張り付いた。


「いやぁよかったぜぇ中々」

空中に残ったのは一つの人影、数多の肉片が飛び散る中心でその人影は白い歯をむき出しにして笑っていた。


そしてその人影は自由落下の運動に身を任せて、真っ逆さまに落ちてきた。


ドンっ!!と地面に亀裂が入り、その人物は麻木を真っすぐに見つめとぼけた顔をしながら口を開ける。


「なんだお前らまだここにいたのか」

「君は、確か穴の下に………」


(ありえない、穴の底が見えないほど深かったはずなのにこの短時間で這い上がってくるなんて、いやあの泥団子はすべてクイックリンパサーの分裂体で作られていた。ということは下にはやつの罠が張られていたはずなんだ、それも含めてたった10分ほどで戻って来たのか、彼は?)


麻木は理解しがたい現状を呑み込もうと必死に頭を回転させたが………


(いや人間じゃないだろう、それは)


結局意味が分からなかった。


完全にショートしかけた頭を振り切り、もう「こういうもの」と割り切ることにした麻木は震える声を抑えながら口を開く。

「いや何、少しばかり疲れてしまってね、休んでいたんだ」

「そうか、それも大事だな」

その人物は少年であった、まだ成人もしてないような幼げな顔つきながら似つかわしくないほどの返り血が彼の服にこびりついていた。


だが決して彼自身が無傷なわけではなく、見えるだけでも数十箇所に切り傷が入れられていた。そしてどうやら指が折れているのか、通常では曲がらない、曲がってはいけない方に折れていた。


「じゃあ俺は行くぜ、多分地上にはまだこいつらが大勢いるんだろ?」

「それはそうだが、まずは治療をしなくては、ほらこっちに」

「いいよ、俺の治療ごときで寿命を使うな」

ぱっぱっと手の甲を外側に振ってうっとうしそうに「ふぅ」とこぼした。


「だがその傷では………」

「こんなの姉さんと喧嘩したときの100倍マシ」

「君は本当にイカレているな」

「それはお互い様だろ」

その言葉に麻木は息がつまった。


「俺は自分の命を他人に使うなんてイカれた真似できないね」

「んじゃ」と少年が隣を過ぎ去ろうとしたところで、麻木は反射的に少年の肩を掴んだ。


「何?」

「ラナが起きるまで面倒をみてほしい」

「はぁ?やだよ、それはあんたがすればいいだろ」

「だめだ、私にはやらないくてはならないことがある」

「………それは、やらなくちゃな」

一拍置いた後少年は観念したように来た道を戻り、ラナが眠っている椅子の隣に座る。


「やけに素直だね」

あまりに予想外の反応のせいで逆に麻木の方がたじろぐ。

「まぁ俺の周りには自分より他人を優先するやつが多くてな、そのせいだろう、そういう生き方も少しいいなって思っただけ」

「だがあのクソ姉貴は別だけどな!」と赤く染まった頬を誤魔化すように大声を上げた。


「そうか、ありがとうね」

「へっ、お前が死ななきゃなんでもいいよ」

「うん、約束は守らないとね」

含みを込めた笑みを浮かべた麻木は少年に背を向けて歩き出した。だがその背中にもう以前の覇気はなく、朽ちかけた枝のように情けなく思えた。


「起きたとき怒らないといいけど………」

横目にラナの事を見た少年はラナが起きたときのことを憂い、少しナーバスになるのだった。



ワンが1000体の分裂体を倒す少し前


池袋駅前にパチンコ店、ここはいつもはひっきりになしに客が出入りする店なのだが、今日ばかりは様子が違った。


最早常連客となった少年の姉と加恋は外が異常事態になっているのにも関わらず狂うようにスロットを回していた。

「なんか客が少ないノネー」

「そうねーいつもは私らの近くにおっさんたちが座ってくるのにあいつらもいないし、そもそも今日開店直後に入って来たっていうのにあの自動ドアが開いて誰かが入ってくるの見ていないわ」

「泣きながら出ていくやつはいたけど」と付け加える加恋は慣れた手つきでスロットのボタンを押していく。


「んー、ねーなんか外騒がしくない?」

「気のせいなノネ、ここが一番騒がしいノネ」

確かにパチンコ屋は外の喧騒など気にならないほど騒がしく、気を配っていなければ外の状況がどうなっているかなど気付けるはずはないのだが、この二人は流石に鈍感すぎた。


今でも多くの人が逃げ惑い、叫びくるっているはずなのに、この二人の女は目の前のスロットに夢中になっている。

「ん?」

そんな集中状態でも流石に自動ドアを壊して侵入してくる異物には気づいたようだった。二人同時にずかずかと入ってくるその異物の方を見やる。


シルクハットを深くかぶり、タキシードを着こなしているその男はこん棒のように太い杖を何回も地面に突き立てながら、今なおスロットを回すのを止める気がない二人の方に歩いてくる。


「あいつなんなノネ?」

「………最近ちょっとネットで話題になったやつと姿似てる」

「あー、ドッペルゲンガーってやつなノネ?」

「うん、そしてセカンドを殺したやつとそっくりの人間でもある」


ヒーロー達はセカンドを殺した犯人であるクイックリンパサーの顔をニュースやネットなどを通じて発信していた。だがその当人がもっているであろう能力については頑なに話そうとはしなかった。この真意は余計なトラブルは避けたいというものが隠されているのだろう。


「敵なノネ?」

「少し前までは敵ではなかった、ドッペルゲンガーは噂になったけど実害は今までになかったからね、けどまぁ今あいつは器物損壊罪を行った、つまりは立派な悪党ってわけ、にぃ、待ちに待ったヒーローの時間よ」

加恋は自分の舌を使って唇周りの肌を舐めまわす。まるで獲物を見つけたかというように好戦的な笑みを浮かべ、一直線に異物に向かって走り出した。


「そぉれ!!」

相変わらずの過剰防衛、なんのためらいもなく侵入してきたクイックリンパサーの頭を吹き飛ばした。


ぱぁぁぁんと気持ちのいい音を奏でながら頭は四散する。


「え、よっわ」

あまりの歯ごたえのなさに思わずそうつぶやいてしまった。自らの拳についたクイックリンパサーの残骸である液体を疑心の心をもって眺める。


(腐ってもセカンドを殺したようなやつでしょ?こんなにも弱いことがあるの?)


「終わったノネ?」

「えぇ、結構あっさり」

拍子抜けだわと付け足して、加恋は元居たスロット台に戻ろうと歩を進めたときにまたも後ろから轟音が鳴り響いた。


「何!?」

「また同じやつが来たノネ」

「………あぁそういう訳ね」

完全に理解したわと言わんばかりに、加恋はふんと鼻から空気を漏らす。


見れば壊された自動ドアをさらに壊しながら歩いてくる数人の人影がある。その人影はどれも同じような見た目をしており、その姿はクイックリンパサーとそっくりであった。


「どういう訳なノネ?」

「ドッペルゲンガーは実際には本当の同一人物だったってこと」

「何かしらの能力ということなノネ?」

「それ以外に理由ある?」

その若干の上から目線に腹を立てたのか姉は「あるかもしれないノネ!」と敵を前にして堂々とした喧嘩を始めてしまったのである。本当に沸点が低い。


そしてこの加恋という女も売られた喧嘩は買わずにはいられない性格たちな訳で………

「あるわけないでしょ!!そんな超常現象が能力以外で起こされたらそれをなんと説明したらいいのよ!」

「そ、それはっ」

加恋の言い分に姉は言いよどむ。


(た、確かに能力以外じゃそんなことできるわけないノネ)


だがここで引かないのがこの女。


「よ、妖怪のせいなノネ!!」

あまりにも見苦しいその言い訳に呆れたのか加恋は「はぁ」とため息を吐いて、ポケットからスマホを取り出す。


そのスマホからはオペラ歌手が歌っているような銃口な音楽が流れてきた。加恋が画面を見るとそこには”弟子1号”と書いてあった。どうやら弟子から電話がかかってきたようだった。


顔をレモンを食べた後のようにゆがめながらもその電話に出る、最早そのスマホを耳まで持ってくるのさえ億劫だったのか、スピーカーのボタンを押す。

「ちょっ、聞いてるノネ!?これは本当に妖怪のせいなノネ!!この動画でもそう言ってるノネ!」

無視された姉は自らのスマホを取り出し、十数年前に流行っていた妖怪をモチーフとしたゲームのダンスを見せてくるが、加恋はそれを無視し続けた。


「どうしたの?」

「師匠!今どこにいるんですか!?今東京は大変なことになってるんですよ!!」

「知ってるよ、池袋駅前でその大変なやつらを倒していたところだ」

女はかなりプライドが高かった。自らの弟子が電話越しでも伝わるほど息を荒げながら今なお奮闘しているというのに自分はどうだ?昼間っからスロットを回したり、負け越して泣く泣く帰っていく者を笑っていただけだった。


そんな事実を伝えられるはずもなくこの女は情けなくも平気で嘘を吐いたのだ。

それを横で見ていた姉は「えぇ」と若干引き気味になっている。


「それならよかった、自分は今秋葉原駅前にいるんですが、まずい状況になりました、俺個人が助けた人を除いた秋葉原駅の中にいる人は全員あのドッペルゲンガー集団に取り込まれてしまいました」

「それほんと!数は!?」

「およそ、10000人はいたかと………すいません助けたかったんですが、俺では力不足で」

「今そんなことはいい!そっちの状況をもっと詳しく教えて!」

「ヒーローである、七とナインズは突然現れた強化個体のようなドッペルゲンガーたちにやられて、今は………」

その先を言うのをためらっているのか口をつぐみ、しゃべろうとしなかった。その硬直状態がしばらく続き、しびれを切らした加恋が口火を切った。


「早く教える!」

「は、はいっ、えっと、その、今は、その二人はドッペルゲンガーたちの遊び道具になってます、服を脱がされて、貼り付けにされた七はダーツの的になっています、ナインズは頑丈なのをいいことに全身の骨という骨を折られてます」

「生きてるのね?」

「え、はい、でもあれは今すぐにでも殺してほしいんじゃ」

「いえ、そんなやわな人間がヒーローの上位層にいられるはずがない、大丈夫私が行く」

「でも師匠相手は………」

「ふん、大丈夫私の方が強いから」

それはちゃちなプライドなんかではない、心の底からそれが当たり前と思っているような確かな自信、それは弟子である彼にも伝わったようで………


「わかりました師匠任せます、俺はこのまま周辺で身を隠している他の民間人の救助を進めます」

「頼んだ、くれぐれもそのドッペルゲンガーたちを刺激しないように」

「了解しました」

そして電話を切った加恋は瞳に炎をたぎらせ、スマホを強く握りしめる。悲鳴をあげたスマホの画面にひびが入る。


「で、どうするノネ?」

姉が加恋の方を見ながら聞くが本人は聞く耳もたずという感じで顎に手を当ててぶつぶつと独り言をぼやく。それを見かねて視線をスマホに落とす。

「………ここから秋葉原まではそう遠くはない、けどそれでは10分ほどの時間がかかっちゃう、それじゃヒーロー達が………そうだ電車で」

「電車はもう使えないノネ」

どうやらその考えを予想していたらしい姉は先にスマホで電車の運行状況を調べて見せた。久しぶりのファインプレーを見せた姉だったがそのことを加恋がほめることなく、「くっ」とうろたえてから次の移動方法を考える。


「考えるより先に行動しろこれが私の座右の銘なノネ」

「でも今ここで考えなくちゃもっとひどい事態に」

「ならないノネ、私が秋葉原まで10秒で送ってやるノネ」

「は?どうやってだよ、ふざけてる場合じゃ」

とっぴょうしもないことを言い出す姉に眉間に血管を浮かび上がらせ口調を荒げた。


「私の能力はノネ」

「………それほんと?」

察しがついた加恋は怒気を収め静かに聞き返す。

「ほんとなノネ」

姉は近くにあった小石を投げもせず掌に乗せた状態だけで飛ばして見せた。「ほらね」としたり顔をする。


加恋は知っている、この目の前の女がこと能力に関しては最上級の位置に立っているということを、その実力がランカーのヒーローをしのぐほどのものであるということも知っているのだ。

「お願いできる?」

「了解なノネ、とりあえず外に出て背中を向けるノネ」

「わかったわ」と二人はおとなしく外に出る。


「確か方角は………」

スマホでマップの画面を逐一確かめながら、加恋の体の向きを姉が指示していく。「もうちょっと右なノネ」「いきすぎなノネ」


と30秒ほど苦戦した後「ここなノネ」と満足気に笑った。


「すぅ」加恋に緊張の糸が垂れる。

「準備はいいノネ?」

「いつでも行けるわ」

「ふっ、了解したノネ」

あまりにも真剣な顔をした加恋に思わず笑みがこぼれた。


「なんで笑ってるのよ」

「なんでもないノネ」

「はぁ?まぁいいや、早く飛ばして、ってあ、池袋駅にいるあのドッペルゲンガーたちのこと頼める?」

「わかったノネ私に任せるノネ、じゃあ飛ばすノネ気張れよぉ!3,2,1,ぶっとべっ!!!」

「ぎゃっ!!」

加恋に突如与えられた衝撃によりコンマ1秒も持たずしてその場から姿を消した。


「スロットを回しているときよりいい顔してるよ」

はるか上空に消えていった加恋を手をかざしながら眺めた後、姉は優しい笑みを浮かべ、そうぼやいた。


「まぁ私は基本人のことを助けたいなんてこと思いもしないんだけどな………」

向いた先は池袋駅の方面であった、ここからではビルに囲まれており何も見えないが確かな強者の雰囲気を感じ取っていた。


本来この女は誰かを助ける、誰かのために動く、そんなこととは全くの無縁の人間だ、だがこと友達のことになるとその情にほだされたのか、そこからの思考は彼女にとって最もものだった。


どんっという地面に亀裂を入れるほどの跳躍とともに姉もまたその場から消えた。たった一人の友人からの願いを叶えるために。






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