第9話午後ティー
戦いが終わった後、俺はというとレインローズの城に滞在する事になった…。陛下もこちらに向かっているという事らしいし…何やら話もあるらしい…。もしかしたら…ティアとの事とかそういう事かも知れないと内心思っていた…。
ティアはこの国の姫だし、暮らす場所とか色々決めないといけないだろうしね…。とにかく王城の一室を俺は借りる事になったんだけど…
「まさか…いつの間にか母さんも交じっているなんて…目隠しされた時に気付くべきだったぁー!!」
ベッドには裸ですやすやと眠る母さんの姿…。テレサさんから目隠しされた時はテレサさんの趣味かと思っていたのだけれどどうにも策略だったようだ…。まあ、この世界では血の繋がりがあっても生まれてくる子供に影響はないみたいだ…。コレが本当の親子丼かも知れない…。
「でも…母さんが言ったのは…どういう事なんだろう?」
それは…行為が終わってからの事…。
「す、凄かったわ…エル」
…母さんに言われたくない言葉ナンバーワンな気がするよ…心の中で呟く…
「初めて男性とこういう事したけど…」
「? 初めて?」
「そうよ」
「いやいや…母さんは俺を…」
―産んだという言葉は出て来なかった…。
何故なら―
「次はあ〜しの番しょっ!」
「こら、マリン!次はこのミーニャの番ですよっ!」
「ん、私が先」
「エル様の松茸は私の物アル!」
「皆さん!次は私、れ、レイラがお相手します!」
「王国騎士団の秘技をみ、魅せてあげるんですぅ〜」
「私は…最後にお願いしますわね?」
みんなが飛び込んで来たからだ…。そして…みんなは現在この部屋で裸で横になってるってわけ…。
ただ一つ解せないのはテレサさんがまた亀甲縛りされて寝ている事…。あれは…たぶん…趣味なんだよな?初めてテレサさんと関係を持った時も縛られていたしな…。
敢えて触れない様にしておこうかな…。あっち方面教えられても困るしな…。
まあ、母さんが起きたら聞く事にするか…。俺は一人風呂に入りティアの部屋を訪れる事にした…。
「どうしたの、エル?」
「いや…昨日はティアが来なかったし…」
「ふふっ…エルは寂しかったのかな?私が来なかったから」
「そうだね」
「そ、そんな正直に言われると…照れちゃうよ?」
うん、顔を赤くするティアは今日も可愛過ぎる。
「私がエルの所に行かなかったのは…エルと過ごす時間は…2人っきりがいいな…って思っちゃって」
可愛過ぎかよっ!?
「ティアが可愛過ぎるのが罪なんだけどっ!?」
「と、とにかく…そういう事で…その…ねっ…良かったら時間も昼過ぎたし…午後ティーする?」
「姫からのお誘い喜んでお受けします」
「も、もう… エルったら…」
「じゃあ…準備手伝うよ」
「じゅ、準備なら…出来てる…よっ?」
ティアの部屋を見渡すけど…小さいテーブルには何もないみたい…侍女の人に頼むのかな?
「特別に仕入れたから…いっぱい味わって?」
そういうとティアは顔を真っ赤に染め上げながらドレスの裾を少しずつ上へと捲し上げていく…。綺麗なほっそりとした足首から膝が姿を現し…続いて太ももが徐々に姿を魅せ俺を魅了していく…。そして…最後に姿を魅せたのは純白のフリル付きショーツ…
ごくっ…
「午後ティー存分に召し上がって欲しいな…」
勿論おかわりも含めて午後ティーを楽しんだのは言うまでもない…。
***
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