第4話エルの誕生日二日前②
〜レイラ視点〜
「ん…これが答え」
そして私達が見たものは…詳しくはエチチ過ぎて言うのも憚れてしまいますので何と言えばいいのか…。
―例え…そう例えるなら…バナナをミルクソースでコーティング…。我ながらうまく例えられたんじゃあないでしょうか!!
「ここここここ、これって…ま、まさか…エエエエエエエエエ、エルの子種…し?」(かぁ〜〜〜…)
うぉーい!?マリンさん!?私がせっかくオブラートに包める様にと、例えを考えていたのに何を言ってるのですか!?そのまんまじゃあありませんかっ!?しかも…そんな恥ずかしそうな表情や仕草は同じ女の私から見ても可愛過ぎるんですけどっ!?
「ん…その通り!ようやく…エル様は男としての機能を身につけた。最早エル様に恐れる物は何もない…」
「こ、これが…ゴクッ…」
私は思わず唾を呑んでしまいました…。凄い量…そしてこの部屋に漂う栗の花の匂い…。脳裏に浮かぶのはエル様との…情事…。
―じわ〜…
下腹部が熱くなり…何がとは決して言えませんがシミになりそうです…。
「…ぬ…濡れて…きたっしょ…」
だから何でマリンさんは言うんですか!?足をモジモジしないで下さい!!!
「ん…それは女性としての本能が溢れ出ている」
レーティさん迄!?もしかしてレーティさんは経験者!?匂いも知識も…エル様の精通にどうやって気付いたのかは不明だけど…とにかく経験者だから分かるというのなら…まだ納得出来る…。
「ん…レイラ?私は経験者じゃない。だから私は処女。エル様が攫われた後、私は修行した。だから離れていてもエル様の身に何が起こってるのかは屋敷内なら分かる様になった。それだけの事…」
心を読まないで貰えます?―というよりも、修行したからって分かるモノなのですかっ!?
「ん…分かるに決まってる。因みに言うとエル様は呟く様にこう言った。『……ティア…マリン…うっ…』―っと…」
ティア様とマリンさんの夢を見られながらエル様は果てられたと!?ティア様以外ではやはりマリンさんの方が…私より上なの…。
「…エル…馬鹿っしょっ…言ってくれれば…いつでもあ〜しは…」
くっ!?おにょれぇ〜!私だって…私の想いは誰にも負けてないもん!あの時からずっと…
「ん…レイラ、所詮夢…。気にする事ない。自分がエル様を好きならそれだけでいい筈」
「勿論です!」
レーティさん…たまには良いことを言うのね。
「…ん、たまにはは余計」
だから心を読まないで下さい…。
「ん、そして当然一番搾りは私」
そう言うとすかさずレーティさんはエル様の放出されたトロロがベッタリとついてる亀様を人差し指で撫でる様に掬い…あっ…エル様の亀様がピクッって動いた!?可愛い♡―って、それどころじゃない!?レーティ様はそれを口にパクリ………………
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―って…「「えええっーーーーーー!??」」
私とマリンさんの声がハモります!あわわっ!?にゃ、にゃにしてんのレーティさん!?
「…ちゅぷ……ん…エル様の味…興味深い」
「あっ…ぁっ……」
何てエッチでハレンチなの!?私の心臓はバクバクです…。
「あああああ、あ〜しも負けて…られない…」
ちょっと!?マリンさん、何するつもり!?エル様のモノを掴んでそれをパクリ……
「はあーーっ!?ちょっ、ちょっとっ!?あんたらなんばしよっとね!?そそそそそ、それは…伝説の◯○◯◯◯!?エロ過ぎるぅぅぅーーー!?」
「し〜…レイラ…し〜…んっ、静かにする!」
「し、静かにって…こんな事…あっ…マリンさん!?そんなに音立てて…なんてイヤらしい…」
「ん…これは3人だけの秘密なんだから…レイラもする?」
悪魔が囁きました…。私の中の悪魔も囁きます。
そして…悪魔の宴が…行われました。
言っておきますが…本番はしておりません…。
現場からは以上です…。暫く私達はエル様の顔を直視出来なかったのは言うまでもありません…。
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