ハロウィンSS
〜本編とは関係なくお読み下さいませ〜
「ホント…エルには驚かされるばかりだわ」
「…それは褒めてるのティア?」
「ふふっ…さあ、どっちだと思う?」
現世で有名なハロウィン。それをこの世界に取り入れてみたんだ…。そうするとそういうイベントにうえていたのか瞬く間にハロウィンはこの後、世界中に広まっていくことになる。
今回はその初っ端。うちの領地でだけ行われる。商人の人を通じて大々的に宣伝した事もあって領地は世界中から来た人で溢れていた。
それにしても来すぎじゃない?既に宿はいっぱい…。泊まれない人は野営する覚悟ってそんなに大層なもんじゃないし、そんな覚悟はいらないからね!?
―で、ティア達も来たんだ。
「僕もいるからね、2人共?」
「えっ…知ってるけど…。改まってどうしたのさ、ランス?」
「2人が2人だけの世界に入ってたみたいだから…」
「ふふふ、2人だけの世界なんて…しょんな事ないにゃ…」
「そうだよ、ランス。3人で色々な場所を見て回るんだし…そんな事しないぞっ?」
「ぷくっ〜(エルの馬鹿っ!)」
「何でフグみたいに膨れて拗ねてるんだよ、ティア!?」
「やっぱりお邪魔じゃん…母様と回ればよかったかな…」
***
―3人で色々な店を見て回る。そういう時って時間が経つのはやっぱり早く感じてしまう。あっという間に時刻は夕方になる。きっと楽しいからだろう。ハロウィンは暗くなってからが本番だよね?ランスは迎えに来たテレサさんと一緒に回るようだ…。ティアを宿へと送り…
「ちょっ…と…待っててくれる?」
「えっ…うん、分かった」
ティアの泊まってる宿の部屋の前迄送り届けたんだけど、待つように言われた。しばらく待っていると部屋の中から入って来てとティアの声。
入って来てって女の子の部屋に入るのって大丈夫か!?しかも相手は殿下だよっ!?お姫様なんだけどっ!?
「…エル?」
部屋の中から早く入って来いみたいなティアの声。
「…入るよ」
部屋に入るとそこには包帯を素肌に巻き付けミイラの仮装をしたティアの姿…。
「お、お菓子くれなきゃ…イタズラしちゃう…ぞっ?」
その姿に魅了されイタズラされたいと思ってしまった俺だった…。
***
あとがき
本日も日間ジャンル別ランキング1位ありがとうございます!こんな大事な時に体調崩してしまい申し訳ありません!早く治してガンガン更新しますので宜しくお願いします!
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