第9話 変われる場所

自分が気づいてないだけでクビの兆候はあったのかもしれない。頭は金髪メッシュだったしロングだったしケータイを注意されたことも一回か二回はあった。だがそんなクビをすぐ切られるほど崖っぷちにいるとは思っていなかった。

残る道はないのか聞いてみたら残る道は清掃員の仕事しかなくやめることになった。

やめたその日。急にムカついた私はすぐさま他の児童クラブを探した。そしてクビから約4時間後くらいには新しいバイト先を見つけそこに受かったのだった。

だが安い時給と子供に根本的に嫌われまくりそこでもダメだと悟った。

何がダメなんだ。何がいけないんだ。悩み悩み悩み悩み悩み続けた結果、次の候補となったのが放課後デイだった。

放課後デイとは障害の持つ子を預かる施設のこと。

自分にはまだ早いと思っていた仕事。

舐めて関わったらダメな仕事。だがそんな仕事に何故かひかれる自分がいた。

そして面接を受けた。

何度も何度も落ちてきたバイトの面接、今回も無理だろうと思っていたがなんと合格。

それが今の職場となっている。

木 日以外は全て仕事で少し大変。

だが学べることは多々ある。

まず面接の時から私が精神に障害のある子だと気づいていたようで。そこを分かってもらえたのが何より安心材料となった。

また他の職場ではなかった直接のダメ出し、指導を行ってくださり自分の常識の無さを痛感出来たりここはダメなんだと理解することが出来るようになった。

まだ始めて半年も経たないが出来る限り私は頑張りたいと思っている。


まぁ、早く書いたがこれが私の今の現状。

今までの現状。

さぁこれからだ。もっと酷い沼にはまるのは。

次は恋愛失敗エピソード。山ほどあるから話していこう。

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