第8話 楽しいだけでは世界は許されないそして自分を形成するモノ
田舎にある児童クラブに働くことが決まった私はまず週3日で働いた。14時から18時の短時間勤務だったが今までした仕事の中で一番楽しかった。子供も懐いてくれる子は懐いてくれるし悪戯されても可愛いモノで本音を言えば癒されていた。特に母子家庭という境遇が同じ子が仲良くなった。色々な手紙を書いてくれたり一緒に遊んで色々なモノをもらった。その他にも仲のいい子はたくさんいて週3が週5に変わり、私はここでこの子たちの成長を見て過ごすのが楽しみになった……
その時だった。
ロシアとウクライナの戦争
自分の中で完全に情緒がぶっ壊れたのは。
いつか巻き込まれる
次は日本だ
など Xで呟く人を見ては心のダメージを増していった。
そしてまたコロナの注射。
このダブルパンチを食らった。
心の中でモヤモヤがあり続ける中で注射をうけたら待ち時間に記憶を無くし倒れた。
ロシアの核を考えて気持ち悪いくらい頭が壊れそうになりそうなくらいに考え。
涙を流すことは毎日だった。
そしてついに私は決めた。
精神科に行くことに。
行こうとしたのは何度もある。
だがそこで一度ストッパーがかかる。
精神科にいくと自分は正常では無くなると考えていたから。精神科はもっと病んでる人がいく場所だと理解していたから。だけど今の自分の心を救う方法はそれしかなかった。
だから行くことになった。
そこで吐き出した言葉で自分が抑鬱で強迫性障害だとしった。
強迫性障害は手を洗い続ける、ちょっとしたことで洗うや何度も確認行動をしたりする障害で抑鬱は鬱になりかけの状態だった。
そんなにボロボロだとは思っていなかった私はビックリより早く来れば良かったと思った。
そこで処方された薬をもらって何とか一時的に落ち着きはした、だがダメな部分もあった。眠くなるそれが特にあって仕事中に眠りにつきそうになることも多々あった。だがそんな状態でも頑張り毎日夏休みは仕事に出て朝から夕方まで頑張った。
だが終わりは急に来た。
君はクビだ。
初めてクビを切られることを経験した。
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