第10話 全てのきっかけ
ある夏の日のことだった。
今年コロナもかなり緩くなり祭りが普通にひらけるようになった今日この頃。
友達と異性の友達、一人は前も書いた8回フッたけど今でも仲良くしてくれる子、もう一人はその子の友達で幼馴染みの子。その2人とともに祭りに言った日のことだった。
酒に弱い私はほろ酔い3本目でボロボロに、その異性の友達の友達も集まり皆でコイバナに。
そこで私は追及された。
○○ってまだ処女(童貞)だよな?
もちろん経験のない私はYESと答えた。
だがその後も言葉は続いた。
つくりたいとかないの?
一生そのままなの?
等と詰め寄られた。
元々私は恋と言うモノをしたことがなかった。23年生きてきてリアルで恋することはなかった。リアルじゃない2次元で恋してたのか?と言われてもそれもノーである。じゃあ有名人の異性で好きな人は?と聞かれたら少なからずいるモノのそれが恋というならばかんて緩いモノなんだろうと思ってしまうくらいだった。中学 高校の暗黒期で恋愛にまで手が回らなかったのもあるが根本的に興味がなかった、そしてめんどくさかった私。
だが今年の私の目標は進化すること。
だからヘソピアスもしたし赤髪にもした。ラップの大会にも出た。また出るが。
確かに挑戦するなら今かもと思い
○○が恋人連れてる姿が見たい、とその言葉に感化されノリで始めたのがきっかけだった。それがこんな泥泥になるまでぐちゃぐちゃになるとは思わなかったが。
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