第5話 第2の高校とほぼ死んでる毎日
やめた。確かに高校はやめたが編入しただけ
私は通信の高校に入学した。元々持っていた単位が山のようにあったため学校にはほぼ行かず一年で卒業確定だった。
その頃だろうか、私が壊れ始めたのは。
校則の厳しかった前の高校からいじめから逃げてきた私がその時ハマったのはピアスと髪染めだった。ピアス一つ目は前の高校の時に開けていたがそれを超すようにバカみたいに開けていき今では右耳に二個、左耳に三個、へそに一個の計六個のピアスがある。
一つもまだ塞がっていないためまだまた開ける可能性はあるが職場上キツイかもしれない。
髪染めをしたのは金髪からだった。自分じゃない自分にしたい。そういう思いから金髪に自らの手でした。周りの反応はいまいちだったが私はそれでも良かった。嫌いな自分を少しだけ好きになれた気がしたから。
そこからだ。暴走が始まったのは。
もっともっと派手に派手に派手にしたい。そう思った私はマニックパニックというモノを見つけた。ヤバイくらい濃い色に髪を出来るモノだった。それのおかげで
ピンク 赤 銀 緑 青 金様々な色に頭の色を変えることが出来た。
周りからの目とか気にしてなかった私はただ自分が良ければいい、今でもその精神は変わっていないがそれで髪を染め続けた。
だがそこでも私は間違いを犯す。
ほぼほぼニートな毎日を送る私はその空いている時間にマクドでバイトをしていた。それは前の学校からの延長で続けていたバイトだったがそれだけは続けていた。だがある時緑の髪の時におばさんに言われた。
この髪色をすぐに変えろ。変えなきゃクビだと。
私だって神経の弱い人間だ。
だから変えた。少しずつ変えた。だがそれは許されなかった。周りにもいた、茶髪やインナーの入っている子が。だが私だけが目をつけられ黒髪にさせられた。だがそれに耐えきれなくなった私はそのバイトを止めた。今でもそこに食べにいくが髪の毛はインナーや茶髪は完全OKになってるみたいなので多分が私がいらなかっただけなのだろう。
バイトを止めたのは高校卒業してしばらくたってからだった。がここでも私のやらかしは続く。
死んだような毎日は多分一年以上続いたのではないのだろうか。
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