02.in保健室
「良かった、目を覚ましたか、太郎」
こいつ誰だ……ああ、転校生だっけか。
「うう……ここは……」
「ここは保健室だ」
「ってか何でさらっと俺の名前を呼んでくれやがってんの!?」
「俺の事もヨシトシで良い」
「そういう事じゃねーし!!」
ってか、俺どうしたんだっけ?
なんでこいつとここに居るんだ。
「大丈夫か? 握手した後、太郎はいきなり倒れたんだ。だから俺がここまでお姫様抱っこしてきた」
きゃーーーーッ
やめてーーーーッ
クラスの女子の前でお姫様抱っこーーーーーーーーー!!
涙ちょちょぎれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます