本当に、徐々に前進していくしかない。
毎日、仕事をしている。(私、偉い)
よくネットでは、『お金が貯まれば、仕事なんかいつでも辞めれる、と思って、気持ちが楽になる』とか、『一億円あるから、仕事なんか趣味』とかいう無責任な言説がある。
実際は、そんなことない。
怖い先輩との仕事は憂鬱だし、月曜の朝は仕事に行きたくない。
かと言って、無職に戻るのは、あまりに世間体が悪い。結局、僕はずるずると「労働者」を続けている。
でも、悪いことばかりではなくて。
仕事を終えた時の達成感や、感謝された時に胸が一杯になる感覚、そして自身の成長など。仕事を通して、少しずつ自分が変化していく。そのプロセスが楽しい。
人は、いつでも変われる。
でも、変わっていく過程は、想像よりもずっとゆっくりだ。
思うに、人間の細胞も少しずつ入れ替わっていく。それと同じだ。
人は、本能的に変化を嫌う。(特に、同じ組織にずっと縋り付く人は、その傾向が強い」
一方で、変化を好む。
昔は、これを矛盾だと思っていたが、無職生活を通して、平坦な毎日というのが、いかに精神衛生上悪いか、ということを実感した。
ただ、一人の人間に、いろいろな人格があるだけだ。
なんとなく言えるのは、他者に変化させられるよりも、自ら主体的に変化していく方が、僕には合っている。
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