自分の生きる意味とは••••

@cosmo2495

第1話

この世界は不平等で出来ている。だからそれに対抗することが生きる意味である




この世界では知らないさまざまな力が動いている。財力、権力、暴力など上からの圧力が大半である。


俺はこんな世界が嫌いである。

小さな頃から親は自分の上にあたる人にペコペコ頭を下げているのを見ると馬鹿馬鹿しいと何度もおもってしまう。

こんな苦労をしている親は自分は好きだった。親だけではない、家族みんなのことが好きだった。ふざけ合い、笑い合うこんな日が毎日続くと思っていた。

ある日を境に俺は、壊れていった。



11歳の冬のある日俺は友達の家に遊びに行っていた。俺以外の家族は家にいた。何気ない1日だと軽く考えていた自分が今、考えただけでも殺したくなるほど俺の人生の最大の分岐点になった日でもある。



17時ぐらいに家に帰ろうと思っていたが少し話しが盛り上がって時間を過ぎてしまっていた。俺は慌てて帰ろうとして自転車で急いだ。

家に着いた頃には辺が暗くなって来て母に怒られると思いながら玄関の扉を開いた。

「ただいま、遅くなってごめ••••なんか変な匂いするな。なんかやばいものでもあるの〜〜」


軽い気持ちで聞いて玄関を過ぎて行ったらそこにあったのは



血が飛び立った部屋にあった親や兄弟の死体だった。

「みんな、死んでいるの?」

俺は頭が真っ白になりながらも、何ができるかを考えた


「まず、警察に連絡しよう。そして周りに何か残っていないか確認しよう。」



幼いながらも自分は冷静な状況判断をして動いた。なるべく死体には触れたくなかったから近くの棚から手がかりがあるかを確認した。

棚の奥に白い封筒があったかすかに血で触れた感じがしたので急いで中身を確認した。

 この封筒を取った人へ

「僕は自分の快楽そして異能を満足させるためにこの一家を惨殺した。でも父親らしき人があと子供一人いるみたいだけど、まあ関係ないことだけど、私は満足しているよ。とてもね。これを見ている警察いや、異能警察、僕を捕まえてみなよ。僕は天才だから捕まらないけどね。

また誰かを殺すかもね〜〜〜笑」



全て読み終えた時自分は怒りと復讐心が荒ぶっていた

「ふざけるな、何が快楽だ、何が異能だふざけるな俺から大切なものを奪いやがって殺してやる殺してやる〜〜」


怒り過ぎて周りが見えなくなった時辺が暗くなった感じがした気のせいだと思い部屋の電気を明るくしようとした時、

後ろから声がした。


「凄まじい憎悪だ、幼きながらも素晴らしいな判断力も恐ろしい。」


見たら化け物が語っていた

誰だよお前イラつき過ぎて氷点下並みの対応をした。


「これは失礼失礼、俺の名は阿頼耶識という異能神だ。お見知りおきを」


いきなりの自己紹介で多少驚いたがすぐに疑問に思ったことを聞き返した


「異能神が自分に何の用なんだ?」


「君の大切なものが失った時に君が放った激しい怒りなどの感情を見て来たのさ、そして君に俺の異能を使って復讐してみて」


あまりの答えに驚いたが、

「自分に復讐するために力をくれるのか」年頃の少年の顔で聞き返した。


「もちろんだ、俺の力は強力だ、だからこそ使い方次第では君を取り込み俺の糧にするそれでいいのだったら使え」



なんだそんなことなら

「そんな危険な道を歩く覚悟は出来ているもういつ死んでいいから力をくれ」


神は少し笑い

「お前さんは強い子だ、力を授けよう。これで異能力者の仲間入りだ。」



力をもらった時全身に痙攣を起こす衝撃がきたがすぐに収まった。


「この力を使いこなし家族の恨みは自分が果たす」 



こうして影神の人生の分岐点であり、最恐が育成する一日であった。
























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