小学生の頃、環境問題や戦争について周囲に訴え、憤りが止まらなかった陶磁史の私を思い出しました。
子供だからこそ覚える怒り。ちょうど私が小学生の頃、スマトラ島沖で津波が発生し、当時4年生だった私は『もし、津波が原発事故を招いたらどうなるのか』と周囲の大人に訴えていました。当時の大人は私の言動に怒るか、呆れるか、無視するくらいであまり真剣には扱ってもらえませんでした。
逆に原発に失礼だ、と担任の先生に怒られました。
当時は今ほどネットも普及しておらず、ましては小学生が発信するなんて夢のまた夢、私の意見は笑われるだけでした。
今の皆さんならばそれがどういう意味か分かると思います。
大人たちの態度に押し倒され、私はあまりそういった環境問題や戦争について言わなくなりました。
その数年後、凄惨な原発事故は起こりました。
もし、あの時、もっと言っておけば、と後悔がやみません。
子供だからこそ、正しいこともある。
子供だからこそ真実を見抜くこともある。
ひとりがやれることは小さいけど正しいことは正しい。
応援しています。