【第十】※筆者註

※関心のない方は読み飛ばして【第十一】へ——


●巫女鵐

 「しとと」は広辞苑によれば、「①ホオジロの異称。②ホオアカ・アオジ・クロジの総称。みこどり。」とある。本段では断っていないが、本作ではホオジロと設定する。

 底本では「鵐」の字から「巫女」として登場している。本段は前段につづき芥川龍之介の『薮の中』のパロディであり、オリジナルにある「巫女の口を借りたる死霊の物語」の段から着想を借りて、ここで巫女として登場させた。いずれ本来の出番の際に再登場するだろう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る