タヌキングの酒との付き合い方

タヌキング

タヌキングと酒

タヌキング(満34歳)にとって酒とは、何処まで行っても変な味のする飲み物である。

ゆえに晩酌などしない。もっぱらコーヒーとジュースが主飲料である。

チューハイとかたまに飲む時思うのだ。これ別にジュース飲んだ方が良くないか?と。

ビールは汗をかいた時のみ、一口目が美味しいと感じるが、それも他の炭酸の方が上位互換である。

それでも飲み会などの時は場の空気に合わせて飲んでいる。社会人とはこういうところが厄介だと常々思う。


タヌキングは酒を飲むとすぐに赤くなり、周りに酒に弱いと思われがちだが、実はどれだけ飲んでも酔い潰れたことがなく、フラフラになったり寝たりすることがあるが、酒を飲んでいた時のことを鮮明に覚えている。

なので酒を飲んで豹変する人々を見て楽しむことが飲み会での唯一の楽しみである。人間観察ここに極まり。


ちなみにタヌキングは調子乗りの目立ちたがり屋なので、酒を飲まなくても奇行に走ることがしばしばあり、シラフの時に周りから「あいつ酒飲んでるんだろ?」と言われた経験も一度や二度ではない。飲み会で羽目を外し過ぎて上司や同僚から怒られた経験もあり、無礼講という言葉が建前であることを誰よりも理解している。


ハッキリ言って酒なんてタヌキングの人生に無くても困らないものだが、酒を趣向品として嗜む人が多く居るのだから、付き合いの時ぐらい飲むのも致し方なし。

まぁ、酒を進んで飲む様な人には一生ならないとは思うが、酒とは程よい距離感で付き合って行こうと思う。


短いが言いたいことは言えたので今日はこの辺でバイバイ。




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