第17話 台風の備え(保冷バッグ)
今朝、食器を洗っていると、居間にあるテレビから「停電時に保冷バッグを活用すると明るくなります」という言葉が聞こえた。
気になった私は、慌てて泡を床に落とさないようにテレビの前に。
でも、その瞬間に違う話題へと切り替わってしまった。
ありゃありゃ~
だけど、あきらめない。
ひと通り台所をかたずけ終わると、椅子に乗ってキッチンの棚の上の方へ手を伸ばし、それほど大きくない段ボール箱を取り出した。
その箱には、現在使っていない水筒や保冷バッグなどを入れている。
今は当たり前になったエコバッグの活用が、推し進められていた頃に度々頂いたもの。通常の薄いナイロンのエコバッグはすべて活用済みだが、保冷バッグは、まだ頂いたときのまま幾つかある。あと、お弁当用の使わなくなった保冷バッグもある。
う~ん、TV画面見てなかったけど。
たぶん、保冷バッグの中に懐中電灯を入れるだけよね。
台所のカーテンを閉め照明も消して、お弁当用のバッグで試してみた。
ふむふむ。
保冷バッグの内側の銀色のアルミ(?)に、反射して、確かに少し明るく感じるのかも。
極端に照度が増すようではないけど、テーブルに置いておくには良いのかも。
では、お買い物用の大きめのバッグで試そう。
うん、失敗。
バッグの中、下側だけが明るいかな。
弁当用の保冷バッグに戻し、懐中電灯の下に小さなガラスの器を置いて試してみた。
うん、こっちの方が良い。
窓の外では、まだまだ遠いはずなのに時折風が何かを揺らす音がした。
暫くの間、テーブルの上の保冷バッグと懐中電灯は、そのまま置いておこう。
ちなみに冷凍室には、事前に1割ほど量を減らした(破裂しちゃあいけないのでね)2Lのペットボトルの水が、1本入れてある。
今回の台風に向けて買い足したのは、この1本の水だけ。
あとは、もともと買い置きしていた物があり、水も箱で置いている。ただ、その箱から1本だけ取り出すとね。後の管理が面倒だし、1本だけの購入なら他の方への影響もないはず。
今朝、台風(サンサン)が、鹿児島へ上陸したとのこと。
どうか、皆さま、最も安全と思われる行動を選択してください。
どうか、被害が大きくなりませんよう…
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