第7話 敬虔なるシスター

朝。

丘の上にぽつんと立っている教会。教会の中は狭く、椅子が五つ並べられていて、奥に女神の像があるだけだ。女神像の前で一人のシスターがお祈りをしている。

神父がやってきて、シスターに声をかける。

「毎日、お疲れ様。毎日、あなたは決められた役目をしっかりこなして、主や人々に尽くして立派だよ」

「ありがとうございます。神父様。あと、2分後にまでに町へ買い物へ行きますね。時間に間に合わないので、急ぎます。40分以内には戻りますので」

シスターは教会を出た。

神父はニコニコしながら言った。

「きっちりしすぎているなぁ。道端に捨てられた所を保護したけど、あんなにいい子を捨てたのかなぁ」

シスターは町中を走っていると少年にぶつかった。少年は仰向けに倒れて額から血を流している。

シスターは自分の服の中に手を突っ込み、スイッチを押した。シスターは爆発して、体がバラバラになった。彼女はロボットだった。

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