農村に転生してから始まる魔法学園ドラマ。 カイトとゲイル 〜悪役転生に憧れて〜

第44話 入学から10日（小話）

憧れの魔法学園に入学してから10日近くたつと随分学園のことが見えてくる。

Aクラスのアレッシオには近づいてはいけないことや、ゲイルはラノベ通りヨハンナに接近していること、そしてラノベではあまり詳しく書かれてなかった１年B組の人間関係もだいたい見えて来た。

僕が入って随分と変わったのだろうけど・・・。

アビー

赤茶色の髪が美しいご存じノベルのセンターヒロインの美少女だ。

小都市ストークの領主をしているチャーマイン子爵家の第二子で帝都に小さいながらも屋敷を持つ小金持ちのお嬢様だ。気さくな性格でルークと仲がいい。

ルーク

ゲーム側主人公のカッコいい男だ。パン屋の倅で寮生活をしている。

アビーといつも一緒に行動しているが、下校だけは寮なので僕たちと一緒だ。

とりあえずアビーとは気が合う見たい。（いまのところ原作通り）

セレナ

帝都に住む男爵家の長女で、淡い金色の髪が清純さをアップさせている。おっとり気味で色々と悩む癖がある。

よく僕とも昼食を一緒にしているが、どうやらイケメンのゲイルに憧れの目を向けているようなのだ。

僕のBクラスなのに・・ゲイルに取られるなんて少し嫉妬してしまうな。

取られたわけではないけど・・・。

マーガレット

栗色の髪が特徴的な女の子。誰とでも仲良く話せるのでみんな友達だ。どこにでも楽しげに首を突っ込んでくる。

可愛い子とイケメンは大好きのようで、ゲイルの事も容姿が気に入っている。

親が皇都で仕立て屋をしているので身なりはとっても綺麗だ。もちろん顔も美人だ。

リオニー

灰色の髪を持つ半狼人族（ハーフワーウルフ）の女の子で、寮住まいだから僕やルークと共によく朝食・夕食を囲む仲間だ。

関西弁（のように聞こえている）をしゃべっている。南部の海沿いの方言なんだとか・・。どんな苦しい設定なんだ。

ノリが良くなんでもどんどん切り込んでいく。

マーガレットと一番仲が良いけど、ほぼ全員と仲が良い。

魔法も優秀でその面でも大事なヒロインだ。

イザベル

親は帝都の官僚の男爵家だ。少しキツめの性格をしている。火魔法を得意としていてゲイルに火魔法で勝ちたいらしい。負けん気が強いけどいい子だよ。

あまり人と一緒に行動しないタイプだけど、同じく帝都に自宅があるウインライトやセレナ、マーガレットとはそれなりに仲がいいようだ。

ウインライト

親は帝都で官僚をしている。白銀の髪の半狼人族（ハーフワーウルフ）のイケメン。

僕認定のBクラスNo１イケメンだ。ルークとは違うかっこよさがある。

マーガレット、イザベル、サイモンとウオルターと仲が良いようだ。

サイモン

少し気が弱いタイプ奴だが、寮生活をしていてウオルターと仲がいい。

風魔法を練習中。

ウォルター

しっかりした男の子というイメージだが、見栄っ張りなところもある。調子に乗せた方が良いタイプ？だ。寮生活をしていてサイモンと仲がいい。

雷魔法を練習中。

シャルロット

焦げ茶ロングの小柄な美少女。基本的に無口で喋る時もボソボソと喋る。カミーユと一緒にいることが多いが、カミーユともそんなに話をしていない気がする。

カミーユ

半狼人族（ハーフワーウルフ）の男の子でシャルロットと同郷の農村で育ったらしい。いつもシャルロットを見ていて、シャルロットとしか話をしない。もちろん他人とは極力関わりたがらない。

と、こんな感じかな？

Bクラスは僕を入れて12人のクラスだ。

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