第2話 【考察回】カクヨムコン9の狙い目のジャンルについての考察

 こんにちは。

 本日は応募部門の『狙い目』について考察してみようと思います。



 皆さんはどの部門に応募をしようか、考えておられるでしょうか?

 好きなジャンルの小説を書くのが良いと思っていますが、カクヨムコンの傾向から『狙い目』を考えてみました。



 先に結論を言いいますと。

 今年のカクヨムコンの狙い目は、ずばり『女性向け』小説です。


 私なりに考えた結果を記載します。

 女性向けが狙い目の理由です。


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 1.小説家になろうでは、最近女性向けの作品ばかりがランキング上位を占めている。

 2.今年のカクヨム内のコンテストの男女比率(男性向け3:女性向け11)。

 3.直近のカクヨムコンの特別賞受賞作品数。

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 現在、色んな分野で、女性向け市場の売り上げが伸びてきていると考えられます。

 理由としては、働く女性が増えたこと等々があげられると思いますが色々言い過ぎると良くないので割愛させて頂きます。(*_ _)


 実際の状況として、Web小説の最大手『小説家になろう』のランキングにもあらわれてきていることや、カクヨム内のコンテスト数にもあらわれています。(コンテストの集計詳細は後ほど記載します。)


 それと合わせて、去年のカクヨムコン8での特別賞を数えてみますと以下の通りです。


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 異世界ファンタジー 13作品

 現代ファンタジー 4作品

 恋愛 6作品

 ラブコメ 11作品

 ライト文芸 6作品

 ホラー 2作品

 エンタメ総合 1作品

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 採用数が多いのは、依然として異世界ファンタジー、ラブコメです。

 ただ、その次に多いジャンルは、『現代ファンタジー』よりも、『恋愛』や『ライト文芸』の方が特別賞(書籍化数)が多い結果となっております。


 また、女性向けは、『恋愛』『ライト文芸』と部門が分かれてしまっているものの、その二つを合わせれば、『異世界ファンタジー』と同等の数となっております。

 カクヨムコン7では、異世界ファンタジーと、恋愛が同じ数となっておりました。

 そのあたりは、私の近況ノートに、表とグラフでまとめましたので参考にお願いいたします。


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カクヨムコンの特別賞受賞作品の推移

https://kakuyomu.jp/users/tahoshi/news/16817330665222963869

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 そして、『異世界ファンタジー』と『恋愛』『ライト文芸』の特別賞受賞数が同等だとした場合、応募数で比べると『異世界ファンタジー』よりも『恋愛』『ライト文芸』の方が、あきらかに少ないのが常です。

(カクヨム内のコンテストでも、女性向けのコンテストだと、参加作品が少なめです)


 以上2点より、『倍率が低い』という意味で狙い目なのが、女性向けジャンル『恋愛』『ライト文芸』だと考えております。



 ‌ここで、あらためて受賞作品の詳細を見ると、『恋愛』、『ライト文芸』ともに、異世界でのファンタジー作品となっております。

(歴代カクヨムコンの『恋愛部門』での特別賞受賞作29作品中、26作品が異世界ものでした)


 ‌恋愛というジャンルですが、実情としては異世界ファンタジーです。

『恋愛』と『異世界ファンタジー』とは、何が違うかと言うと、端的に言えば『女性向けかどうか』というところだと考えております。


 ‌なので、もし異世界でのファンタジー作品を書く方で、どちらかと言えば女性向けの作品なのであれば、『恋愛』や『ライト文芸』部門を考えてみるのが良いと思いました。

 それだけで、受賞確率が変わってくると考えております。


 以上、応募ジャンルの狙い目に対する考察でした。


(とはいえ。もちろん、異世界ファンタージーや、ラブコメは依然として採用枠は広いので、挑戦するのも大いにアリだと考えております。(*_ _))



 レーベル毎の研究や、もっと柔らかい雑談形式の考察は、以下で行っております。

 良ければ、合わせてどうぞ。


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 ‌しゃべり場!

 ‌https://kakuyomu.jp/works/16817330653057329174

 ‌第233話 カクヨムコンの調査結果の発表会でーす。(*´︶`*)ノ

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 2.についての、詳細を記載しておきます。

 今年一年、コンテストに参加していた方はわかるかと思いますが、今年のコンテストの女性向け作品を求めることが多かった印象でした。

 ‌簡単に一つ一つ確認していきます。



 ◆賢いヒロインコンテスト(女性向け1部門)

 ヒロインを求めておりました。

 女性向けレーベルの、カドカワBOOKSさんからの募集になっておりますため、男性向けでは無くて、こちらは女性向けと思われます。


 ◆ドラゴンノベルス(男性向け1部門、女性向け1部門)

 ドラゴンノベルスさん的には、男女比は男性の方が多いレーベルかと思います。

 二部門ありまして、募集一部門はひたむきなヒロインを求めておりました。

 そちらが女性向けと考えております。


 ◆カドカワ読書タイム(女性向け2部門)

 どちらかと言えば、女性向けレーベルです。

 と言いますか女の子に向けたレーベルとなっております。


 ◆嫁入りからのセカンドライフ(女性向け2部門)

 こちらも、女性向けのカドカワBOOKSさん主催のコンテストでした。


 ◆デスゲーム(ー)

 キャラクター文庫どちらとも明記されていないため。


 ◆G'sこえけん(男性向け2部門)

 こちらは男性向けと言ってしまって良いと思います。

 女の子が喋るタイプとなっています。


 ◆MFブックス(ー)

 どちらとも明記されておらず、幅広く求められていると思いました。

 参考図書的にも、『男性向け』を募集とも言い切れないと思います。


 ◆世界を変える運命の恋(女性向け2部門)

 女性向けレーベルの富士見L文庫主催のコンテストになります。

 女性向けだと思います。


 ◆夫にナイショ(女性向け3部門)

 こちらについても、女性向けと思います。



 以上を、集計しますと。

 男性3部門、女性11部門となっております。


 多少、私の偏見が混じっていたとしても、女性向けが多いのは感覚的にも分かって頂けるかと思います。

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 以上になります。



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 お読み頂きまして、ありがとうございました。

 面白かったと思う方や、参考になったという方が入らっしゃいましたら、フォローや☆評価の程、よろしくお願いいたします。(*_ _)


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