※あまおとを　あなたにききし　ときおもう

あの人と聞いた、雨音を思い出す。

｢雨音、ってどんな感じ？｣

こう訊いたら。

｢寂しいけど、好きだな｣って、言ってくれたね。

※雨音を聞いたら、思い出した人。

あなた、には彼方と貴方、貴女、貴男を掛けております。

ききし、には聞き、と訊きを掛けました。

回想している人は男女どちらなのでしょうか。

ご想像頂けましたら、と思います。

※参考・引用　[蜂蜜ひみつ様ご著作/てんとれないうらない/第94話/だって/雨音が/染み込んで/心温を下げるのです/３点]　より。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい