君おもいシーツを干すよ狐雨

※きみおもい シーツをほすよ きつねあめ


「あ、天気雨」


……洗濯物、どうしよう。


「天気雨、って狐雨とか狐の嫁入り、って言うんだって。すぐにやむから、洗濯しておこうよ!」


そうだった。


思い出した、君の言葉。


今から洗濯、してくるから。


雨が晴れたら、シーツを干すね。




※おもう、に 思う、と 想う を掛けております。


狐雨は天気雨、にわか雨のことです。狐の嫁入りともいいますね。


ふと、思い出した言葉。


言ってくれたのは、君。


そばにいてくれる人なのか、それとも。





※参考・引用[蜂蜜ひみつ様ご著作/てんとれないうらない/第58話/洗濯物が/よく乾くでしょう/8点]より


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