第18話

『えー、他の支部からも部隊が集まってきたので軽く自己紹介がてらトーナメントでもしましょうかね』

ゼノ「なんか本部の人…ノリが軽くないか?」

ベイカー「前4部隊か…」

『隊長たちは別グループですね』

ゼノ「それじゃベイカーとも戦うこともあるってことか」

ベイカー「へ、負ける気がしねぇな」

ゼノ「他のところに負けるかもしれないけどな」

『えー、手加減なしでやると面白くないので模造武器を用意してあるので好きなものをとってくださいー。左から順番にお願いしますー。武器選び終わったら好きなところに名前書いて行ってくださいー。ついでに支部名もお願いしますー』

『全員の準備が終わったので始めていきましょうー。第一試合はお、珍しいですねー。沖縄支部出身のキンジョーと北海道支部のアリシア前へ』

ゼノ「斧とあれは?何だあれ」

「クナイ昔の忍者と言われていた職業をしていた人たちが使っていたものです。先端に毒などを塗ったりしたりします」

ゼノ「へぇ…でもあれは不利じゃないか?」

「それは使い方次第ですね。意外と面白いものがみれると思いますよ」

ゼノ「ふーん。であんたは誰?」

「君の対戦相手とだけ言っておきましょう」

ゼノ「俺が書いた時相手が書いてなかったからなぁ…ま、よろしく」

「今はうちのアリシアの試合を見ましょう」

ゼノ「とりあえず北海道支部出身なのはわかったな」

「あー…失言でした」

キンジョー「よろしく」

アリシア「よろしく」

『お互い本気でやっちゃってくださいー。はい、はじめ』

キンジョーが斧を持ち上げ、タックルをする。

アリシア「手加減は抜きでお願いしますわ」

キンジョー「当たり前だろ」

上に飛んだアリシアに斧を振るい、追撃する。

アリシア「そう来なくては」

足の間にクナイを敷いて斧を滑る。

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