第9話
ゼノ「よくもまぁここまで増えたもんだ」
走りながら切って、切って、キル。
ゼノ「さっきより増えてないか?」
切ってもキリがなさそう。ただ放置するわけにも行かない。
ゼノ「一番乗りは難しそうだな」
耽楽することにする。
―
レイン「邪魔」
舞のように敵を掃討していく。
レイン「長槍」
双槍をくっつけ、長槍とし薙ぎ払う。
―
ベイカー「ベイカー、一番乗りぃ!」
目の前には三頭の犬。ケルベロスを彷彿とさせる。
ベイカー「へっ、どうせすぐにあいつらが来る。それまで実力を試させてもらいますかね!」
両者土煙をあげ、重音が辺りに響く。
―
ゼノ「この音、前からってことはベイカーか。急がないと」
―
レイン「ばか」
―
ベイカー「へ…頭一つ増えるだけでこんなに変わるかよ…」
ゼノ「やっぱりお前アホだな」
レイン「ばか」
ベイカー「遅えんだよ…」
ゼノ「まだ行けるか?」
ベイカー「もちろんだ」
レイン「B」
ベイカー&ゼノ「了解」
ベイカーが三頭へ向かう。再び重音が鳴り響く。それと同時にレインとゼノが後から一頭ずつ相手をする。
快音を鳴らしながら空を舞う。ときどきの重音を響かせながら。
レイン「強い」
ベイカー「俺らも強くなってるぜ!」
ゼノ「ここで負けるわけには行かないな」
何かが軋む音を聞き、苦渋な顔をしながらも。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます