小説に書き綴ったトラウマ(9/10)

 数日それは続いた。僕は学校生活に集中なんかできるわけがなかった。

 僕は先生に相談することを決めた。

「先生、助けてください」

「あの子たちのことか」

「どうすればいいでしょうか?」

 先生も気づいてるらしく、親身になって僕の話を聞いてくれたが、結局解決法は思い浮かばなかった。


 そのまま数ヶ月が経った。

 僕は学校に行きたくなくなってくるような感覚に、襲われることが多くなった。

 このままではいけないと僕は判断し、今まで流してきた奴らとの会話をしかっりすることにした。

「ごめん、今まで訊いてなかったんだけどさ。言っていい?」

「なーに? おしえてー?」

 うっ、と息をのみ、僕は伝えた。

「なんでそんな態度で僕に関わってくる?」

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