　めちゃくちゃ褒められて、正直嬉しかった。感想を言ってもらうのは初めてだからな。

「一応言っておくが、これは三百円で販売している有料のゲームだ。それは忘れないでな」

「分かってる。プレイさせてくれて感謝してるよ。っていうか三百円⁈　このクオリティで？　もっと高いかと思った」

「実際そんなもん。ゲームって思ったより稼げないんよ。個人営業だとさらに」

「へえ」

　そんなことを言ってる間にゲームを始められる状態になった。僕はニューゲームのところを押した。それを見てみんなは興味津々に見ていた。

「ここからはどうするか任せる。四人で頑張ってクリア目指してくれ。ちなみに早くて二時間、遅くて五時間くらいでクリアできると思うぜ。今日中にクリアできるように頑張れよ」

「わーい」

「頑張るぞ！」

「ちゃんと探索しようぜ」

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