学校生活・クラスの人々(1/5)
「おはよう、川本。元気だった?」
「元気だけど……」
「どうした? 悩み事でもあるのか? まだ信用しきれてないかもしれないけど、よかったら俺に話して」
僕はもう新多のことはほとんど信じているから言うことにした。
「昨日の自己紹介でゲーム作ってるって言ったじゃん」
「うん」
「新作を作ってるんだけどそのゲームのシステムが作れなくてどうしようかなって思ってて……」
「なるほど。ていうか新作ってことは、過去作もあるのか?」
「そうだね。二作品ある」
「俺にも遊ばせてよ」
「ネットで販売してるから買えばだれでも遊べるよ。一作品三百円で売ってる。今までに十三しか売れてないけど」
「お金かかるのか」
「まあ、新多には特別に遊ばせてやるよ。今日の放課後
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます